くらしのちえ

良いものは作り手の知恵が詰まっています。選んだもので暮らしはつくられます。そんな暮らしの一部を紹介します。

秋刀魚をハラワタまで美味しく食べる方法

いつもの塩焼きではなく、たまには秋刀魚のガレットを作ってみよう 

秋刀魚の美味しい季節になりました。この時期、秋刀魚の値段も手頃になり、食卓に秋刀魚の塩焼きがあがることも多いでしょう。秋刀魚を食べる時、ハラワタはどうしますか。ハラワタは苦味が強く食べられないという人も多いことでしょう。このハラワタ、そのまま食べるとたしかに苦味が強いのです。しかし、ここには魚の旨味も凝縮しています。そこで、このハラワタまで美味しく食べられる料理を紹介します。

 

それが、「秋刀魚のガレット」です。

 

ガレットとは丸く薄く焼いた料理のことで、秋刀魚をハラワタごと叩いて、そこに玉ねぎの甘さを加えて焼きます。そうすると、ハラワタの苦味がなくなって、旨味だけが残り、そこに玉ねぎの甘さが加わった、なんとも言えない美味が出来上がります。秋刀魚のガレット、ぜひ一度お試しください。

 

秋刀魚のガレットの作り方

1. 3枚に下ろして、皮を引く

秋刀魚を3枚におろします。

まず、頭から中骨まで断ち切って頭を引っ張ると内臓まで取り出せます。取り出した内臓はとっておきます。

 

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三枚におろしたら、皮を引きます。皮は、端っこを手で引っ張ると簡単にむけます。

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2. 秋刀魚の身とハラワタ、玉ねぎを細かく叩く

秋刀魚の身を細かく刻み、予めみじん切りしておいた玉ねぎとハラワタを合わせて叩いていきます。

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塩を少々加えて、更に叩いていきます。

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全体に粘り気が出てくるまで叩いていきます。

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3. 薄く丸めて、弱火でじっくり焼く

フライパンに油を引いて、秋刀魚を薄く丸めた形を作って焼きます。この時、ハンバークのように分厚くしない方が美味しいです。なるべく薄く、身を固めて、焼いていきます。

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4. 完成。すだちやレモンを絞って食べる

熱いうちにすだちやレモンを絞って食べます。味は塩味のみで十分美味しいですが、少し醤油をつけてもまた美味しいです。

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普段、苦くてハラワタは食べられないという人も、この秋刀魚のガレットを一度味わうと、その旨味に驚くことでしょう。ハラワタを加えることで、単に秋刀魚のみを叩くだけでは出せない旨味が出ます。さらに、玉ねぎを加えることで、苦味や生臭さはなくなり、秋刀魚の身とハラワタが合わさって、なんとも言えない美味しさに。そのまま塩焼きをするよりも一手間かかりますが、一度覚えてしまえば、15分もあれば直ぐにできる様になります。しかも、骨もなく、食べやすいので子供でも美味しく食べられます。御飯のお供に、お酒のおつまみにとってもよく合う料理でございます。

 

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