くらしのちえ

良いものは作り手の知恵が詰まっています。選んだもので暮らしはつくられます。そんな暮らしの一部を紹介します。

韓国土産 参鶏湯の美味しい食べ方

韓国土産で頂いていた参鶏湯。ついに開封の日がやってきました。はじめて自宅でサムゲタンをいただきました。これは鍋で楽しむと、鶏のお腹に詰められたもち米がトロトロになり、最後のおかゆまで楽しめる素晴らしい具材だとわかりました。

 

清浄園の「宮中参鶏湯」

贈答用1人前850g。ずっしりと重たいです。空港で購入したそうでお値段は日本円で2000円。なかなかのお値段です。

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食べ方は、湯煎でもレンジでも可能でしたが、今日は土鍋に入れて野菜もプラスします。はじめてのものはワクワクします。

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開封

開封すると、出て来ました。鳥まるごと、つるりんと。ゼラチン質とでんぷん質でどろどろっとした感触です。スープはおかゆのように真っ白でした。

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レトルトをアレンジしてもっと美味しく

せっかくならば野菜も摂れて、薬味もたくさん楽しみたい。

そう思って追加した具材は

・生姜

・ニンニク

・日本酒

・生の栗(冷凍保存していました)

・キャベツ

・豆腐

 

土鍋にたっぷりの日本酒を入れて、栗、生姜、ニンニクを追加して蓋をしてコトコト。

部屋中に食欲を刺戟する香りが漂ってきました。そこへ、開封した参鶏湯をいれて、すき間にキャベツを入れます。さらに弱火でコトコトすること20分…

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できました。鳥が丸々入って土鍋からあふれんばかりの具材たちに、前のめりになってしまいます。

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最後のスープまでしっかり楽しめる鍋 

具材がスープを吸ってトロトロです。鶏肉をほぐしながら食べて行きます。いただきます。うっすらとした塩味です。既製品は塩気が強くて、なかなか好みの濃さにするのに苦労しますが、とてもいい塩梅の塩加減でした。

後で煮詰まってゆくので、最初に薄いと感じても塩は追加しないことをお勧めします。

 

食べ終わって気づいたのですが、参鶏湯は面白い鍋です。鳥丸々の状態が徐々に崩れていく中で、食感の変化や粘度の変化が出て来ます。

 

まずは、鶏肉と具材を食べます。

鶏肉の骨を出す皿を用意して食べます。小さな骨が入っていますので、食べる際は注意が必要です。

そしてほぐしていくと中からもち米やナツメ、栗などが出て来ました。だんだんともち米がスープに溶け出してトロトロ感が増して行きます。

鶏のお腹の中に入っていたもち米が煮詰まり、最後のスープはトロトロの状態になりました。最後はおかゆのような状態になり、ハフハフ食べていると、鍋がからっぽになりました。

サムゲタン、韓国料理屋さんでは、小さな鍋のようなものに入って出てきますが、こうやって土鍋で火を入れながら食べると、最後のおかゆまで楽しめて、面白い鍋になりました。

 

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鍋の締めは、もち米(または餅)で粘度をつける楽しみ方

参鶏湯、美味しいです。そして、鶏の中に入っていたたくさんのもち米とともにスープをすすると体がポカポカ温まります。

参鶏湯以外の鍋で、もち米(または餅)を活用できそうです。

写真は我が家の切り餅ストック。

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例えば、締めの雑炊代わりに使う方法。鍋の最後のスープに、切り餅を小さくカットして鍋に入れると、最後の参鶏湯の様相になります。小さく薄くカットして、冷凍庫に保存しておくとさっと使えて便利です。小さいので火がすぐに通ります。

また新たな発見のある楽しい鍋の時間でした。

 

清浄園 サムゲタン

清浄園 サムゲタン

 

 

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