くらしのちえ

良いものは作り手の知恵が詰まっています。選んだもので暮らしはつくられます。そんな暮らしの一部を紹介します。

かにたま風あんかけ卵の楽しみ

かにたまの好きなところだけを抽出したら…

・甘酸っぱいあん。

・ふわふわとろとろの卵。

・こってり。 

 家で作るからこそ自由を楽しみ、こんな、あんかけ卵ができました。かには入っていない、かに玉風あんかけ卵の楽しみをお伝えします。

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あん、卵、玉ねぎ、これだけ

甘酸っぱいあん、ふわふわとろとろの卵があれば、自分好みのかにたま風が実現できます。卵の下に隠れるのは、しっとりした甘い玉ねぎ。材料はこれだけです。

もはやカニが入りませんのでかにたま風と言えるのか謎ですが…でもね、でもね。

あん、卵、玉ねぎの3つが口の中でねっとり絡むこの幸せ感。卵も玉ねぎもすごい。余るくらいかかるあんもすごい。「よくやった!」と材料みんなを褒めたくなるような一品です。

 

少ない材料と少ない調理で自分の好みを探る

材料が多くなるにつれて、バランスを取るのが難しくなります。

大きく作ろうとすればするほど、難しくなることもあります。

材料を少なく、小さく作ってみたら、とても集中した絶妙を追求できます。

 

・卵の中に具材がたくさん入っているよりも、卵だけに集中すれば火入れも、「今ここ」のタイミングでストップできます。

・玉ねぎは新玉ねぎをレンジで加熱して、水分を飛ばし、旨みを凝縮させます。

・あんには鰹だしが入ることで香りが高くなります。あんはたっぷりかかっていた方がおいしい。たっぷり作ります。

 

 

材料

・卵2個

・玉ねぎ1個

・あんの調味料

(目安:鰹だし大さじ3、日本酒大さじ1、酢大さじ1、薄口醤油大さじ1、砂糖小さじ1、水溶き片栗粉)

 

作り方 

あんを作る、玉ねぎをレンジでチン、半熟スクランブルエッグを作るの3ステップです。

 

(1)あんを作る。

調味料をすべて鍋に入れて、水溶き片栗粉でとろみをつけます。

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(2)玉ねぎをレンジで10分加熱。

※新玉ねぎを使用。とろとろ甘くて、これだけでおいしい。

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(3)スクランブルエッグを作る。

フライパンに油を引いて、半熟で火を止めます。

(まだかな、と思うくらいで止めるのがポイント。余熱で火が通るため)

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(4)皿に移して形を整えます。

※皿に移すことで、フライパンからそのまま乗せるよりも、きれいにこんもりした盛り方になります。

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玉ねぎの上に、卵を返します。

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熱々のあんをかけて出来上がり。

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少ない材料と少ない調理こそ、自由自在。究極のかにたま風あんかけ卵です。もはや、かには必要有りません。

おいしい卵と玉ねぎを手に入れて、ゆっくり味わいたい一品です。

 

 

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