くらしのちえ

良いものは作り手の知恵が詰まっています。選んだもので暮らしはつくられます。そんな暮らしの一部を紹介します。

鰻のタレを使った、卵の袋煮

卵と油揚げがあれば美味しい甘辛いたれを吸ったおかずの出来上がり。卵の袋煮は、鰻のこってりしたタレは油との相性がいい。鰻はあの脂こそ美味しいのだから。そう思って味付けに使ったところ、これは余った鰻のタレの一番の使い道を発見したかもしれません。

 

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作り方


・油揚げを半分に切ってよく手でもみほぐす(※これで油揚げが開きやすくなります)
・ゆっくりと、指を入れて油揚げを開きます(油揚げがポケット状になるように
・卵を一つずつ小さな器に割りいれます(※小さな器に入れて油揚げの袋煮入れるとこぼれにくいです)
・器から油揚げのポケットに生卵を滑り込ませます。
・日本酒と鰻のたれを煮立たせた鍋に油揚げの口を上に向けて、蓋をして弱火で加熱。卵が固まってきたらひっくり返してタレを染み込ませます。
・山椒を振って出来上がり。

 

爪楊枝は使わなくてもよい

卵がもれないようにとめる爪楊枝がない。卵を入れた瞬間に気づきました。でもなんとかなるものです。卵は固まってくれるから。土鍋の鍋の縁に少し立てかけて置くように並べて、その後少し加熱して白身が固まってきたところでひっくり返したら、卵が外に漏れずに固まってくれました。ヒダがないので、食べやすくこれは意外な発見。

 
柔らかい油揚げにしっかり鰻の旨味が染みこんで、ねっとりした黄身がよく合います。
満足感がある、簡単な甘辛いおかず。

もう少し半熟にしても。また食べたくなる味です。

 

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