くらしのちえ

良いものは作り手の知恵が詰まっています。選んだもので暮らしはつくられます。そんな暮らしの一部を紹介します。

夏休みの宿題への取り組み方は、おとなになっても変わらない

夏休みももう少しで終わり。夏休みの宿題に追われている子供も多いのではないでしょうか。

 

私は子供の頃のこの時期は、宿題の駆け込みでとても忙しかったです。夏休みに入りたてのころに、出来る限りまでやって、途中で満足してしまい、そのまま手を付けずに、夏休み終盤に再度始める事が多かったです。

 

宿題のドリルは日付とともに、天気を記載しなければならず、古新聞を引っ張ってきて天気を調べたり、ポスターの絵を作成したり、感想文を書いたり、最後の1週間、特に残り2日の生産性はとても高かったように思います。

 

社会に出て、一緒に仕事をした人たちに聞くと、夏休みの宿題の取り組み方には、1)いち早く終わらせて夏休みを堪能する、2)夏休み終盤、特に最後の2〜3日で集中的に終わらせるという二つのパターンに別れるようです。

 

面白いことに、子供時代の夏休みの取り組み方はおとなになってもかわらない人がおおいようです。2)のタイプの人は、締め切りギリギリに集中してやるという仕事の進め方の人が多いようです。自分がそちらのタイプなのですが、本能的にぎりぎりにならないとスイッチがはいらないという方が多いのでしょうか。

 

一方、1)の人は、かなり計画的に仕事をすすめる人が多いようです。身近にこのタイプがいるのでちょっと聞いてみたところ、子供の頃から、早く終わらせないと気になってしまうのだそうです。お兄さんやお姉さんなどの兄弟が宿題で苦労しているのをみてるので、自分は早めにやろうと思ったのだそうです。

 

プロジェクト管理について様々な本があります。もちろん、プロジェクト管理について後天的に学ぶことはできるのですが、子供時代から積み重ねた夏休み宿題の取り組み方が、本能的な感情面ですごく影響を与えてしまうということがあります。夏休みの宿題は、宿題のコンテンツを学ぶ場だけではなく、進め方を学ぶ場でもあったのだとすると、奥が深いですね。

 

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