くらしのちえ

良いものは作り手の知恵が詰まっています。選んだもので暮らしはつくられます。そんな暮らしの一部を紹介します。

器に盛って食べる 浅草今半の牛肉重

お弁当を家で食べる時。買ってきたパックで食べるのはどうも味気ない。食器は料理のきものといいます。そんな時には自分の好きな器に盛り付けて食べると、より美味しくいただけます。

 

浅草今半の牛肉重

浅草今半の牛肉重をいただきました。ちなみに今半は暖簾分けをしており、いくつかお店があります。例えば、人形町今半などはお弁当も出していますが別店舗。今回は牛肉の佃煮などの牛肉の加工を得意とする浅草今半の牛肉重をいただきます。

 

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ご飯の上に牛肉、たまねぎ、しらたき、豆腐、グリンピースが乗せられたお弁当です。牛肉を味わうシンプルな構成です。

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お皿に盛って食べるとなお美味しい

お弁当のパックで食べるよりもお皿に盛った方がより美味しい。「食器は料理のきもの」という。これは魯山人の随筆のタイトルである。

以下では無料で読める。

食器は料理のきもの

食器は料理のきもの

 

魯山人の主張としては、食にこだわるとすれば、食材、レシピなど基本的な部分にこだわるだけでなく、包丁の入れ方、盛り付け方の細部までその美しさにこだわるべきというものである。その時、器にも同じようにこだわることで本当の美味しさが引き出されるという。 

 

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なます皿に盛り付けていただく。お皿に盛れば食卓の一品として、より美味しく食べられる。浅草今半の牛肉重はもちろん美味しい。しっかりめに味付けされた牛肉でご飯がすすむ。焼き豆腐は牛肉よりも薄味で、アクセントになっている。ここに、七味をかけるのが好み。

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お弁当をもらったり、買ったりする機会がたまにある。自宅で食べるのであれば、普段使う器に盛り付けて食べる。そうすると、なんだかホッとする。食べられるものではないから器にこだわらないという考えもあるが、お気に入りの器は安心感をくれるものである。お弁当を器に盛り付けて食べる時、器の力を改めて感じるものである。

 

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