くらしのちえ

良いものは作り手の知恵が詰まっています。選んだもので暮らしはつくられます。そんな暮らしの一部を紹介します。

清浄歓喜団、略してお団(京都府京都市)

 古くは奈良時代の遣唐使から伝わったという、唐菓子の「清浄歓喜団」。亀屋清永が作るお菓子です。

その形や味は時代を超えた異国情緒を味わえました。

 

見てください、この形。壺のような面白い形をしています。

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こしあんに「清め」の意味を持つ7種類のお香を練り込み米粉、小麦粉で作った生地を金袋型に包み、胡麻油で二十分、揚げて作ったお菓子なのだそうです。

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コーヒーとともに頂きます。

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底の部分を押し上げるようにして割ると食べやすくなるそうです。面白い形に割れました。

 

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中身はこしあんが入っています。外の皮は、八ツ橋のような味わい。甘さは殆どありませんが、肉桂の香りと歯ごたえがまさに。中の餡も、さまざまなスパイスが混ざった香りがします。

 

見た目のインパクト、外の皮のパリパリ、中の餡のスパイス感。凄くクセのあるお菓子ですが、これは一度食すと忘れられない思い出になります。1個500円ですが、印象に残るお菓子でした。

 

 

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