くらしのちえ

良いものは作り手の知恵が詰まっています。選んだもので暮らしはつくられます。そんな暮らしの一部を紹介します。

ダンディゾンのあんぱん「アカネ」

吉祥寺にある、パン屋さん、ダンディゾン。

 

ときどき食べるパンだから、Dans Dix ans | ダンディゾン

天井の高い店内、ガラス張りの工房、ガラスに入れられた少量商品など、どれもが特別な空間を作り上げています。

 

ダンディゾンで購入したのはあんぱん「アカネ」。

きび砂糖で炊いたこしあん、冷たくしても美味しいあんぱんなのです。

 

入れられた袋。そっけない感じがまたよい。f:id:kurashi_chie:20171218151549j:image

 

見た目は、ハード系のパンのような。あんぱんには見えません。

f:id:kurashi_chie:20171218151556j:image

 

 

中を割ってみると、あんこ+空間+パン。f:id:kurashi_chie:20171218151606j:image

 

あんこの上空には、何も入っていない空間ができています。空間があると、もっとたくさんあんこを詰めてほしいとおもうのですが、実はこのバランスが最適でした。

 

噛むとパンの見た目の通りの歯ごたえがあるのですが、やさしいこしあんとともに口の中で柔らかく溶けていく感じなのです。こういうハード系のパンは温めて食べると美味しく食べられるものなのですが、確かに冷たくしてもかたくならずやわらかく、それでいて、歯ごたえもあるという不思議な食感。あんこの上空にある空間があんこで詰められていても、あんこが多すぎだし、パンがぎっしり詰まっていても、パンの食感が強くなりすぎる。ちょうどいい塩梅をこの空間が取り持っているように思われました。

 

 

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