くらしのちえ

良いものは作り手の知恵が詰まっています。選んだもので暮らしはつくられます。そんな暮らしの一部を紹介します。

南へ行けば暖かい。広州と香港の旅(5)ラストの飲茶と帰国後の楽しみ方

6日(最終日)と帰国後の楽しみ

 

5日目の続きです。 

www.kurashichie.com

 

ラストの飲茶はホテルにて

フライトは11時台になったので、荷物を持って最後の朝飲茶。ホテルでいただきました。
あたたかいポットたっぷりのお茶をすすりながら飲茶を待ちます。

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肉まんと白粥他4品を注文。

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皮がふっくらおいしい。できたてほかほか。

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白粥。スープ代わりになります。

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マンゴータピオカ。クリーミーです。

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あたたかいお茶とエネルギー溢れる食事に体の芯から温まり汗が出てきます。
ゆっくりとしてタクシーで空港へ向かいました。

  

帰りの特別機内食(ANA)

機内食はヒンズーミール、今回はチキンカレーでした。スパイシー。

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そしてもう一つは生ベジタリアンミール。行きとは異なる形でまた面白い。

驚きのステック野菜並び。

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4時間ほどのフライトはあっという間です。

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途中虹の輪っかを見つけました。

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帰国後の旅の楽しみ

帰国後、広州と香港の風にふかれて、作りたいもの、買いたいものが出てきましたのでご紹介。自分の足で歩いて、空気を吸って知った土地。だからこそ明確にわいてくる興味。帰国後、これを作りたい、買いたい、行ってみたい等、色々な興味がわいてきます。旅の効能、すばらしい。

 

作ったもの:その1「お粥」。お粥の汎用性の再確認。

早速作ったものは白粥です。
「鍋いっぱい大量に作る」これは一つのお粥が美味しくなるキーワード。
もうひとつは「2時間ほど煮込む」これも取り入れてみました。

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鍋に入った米粒同士がぶつかり合ってお米の花が開きやすい。表面積が広がりやすい。
そういくことを考えながら作った寸胴鍋いっぱいの白粥はとろとろクリーミー。
香港粥風に出汁や塩気を効かせないお粥でしたが、おいしい白粥になりました。

 

作った白粥はもちろん、お粥鍋にも活用です。
早速広州で食べたお粥鍋を実践。簡単で、お粥のとろみを豚肉や野菜にまとわせてハフハフ言いながら食べるのは冬にもってこい。

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あらためて、お米の真っ白さは尊いなと思います。豆乳や鳥のスープの白さとは違うツヤツヤ感と白色度。

ストックしたお粥で、七草粥風の大根入りのお粥も美味しかった。
その後はお粥の展開として、ちゃんぽん鍋風、濃厚味噌汁など色々なものに活用しました。
最後は麹を入れて甘酒に。

また、あらためてお粥の本を読みながらお粥の展開の面白さに気づきます。

 

作ったもの=その2「普寧豆腐」に挑戦

創發の豆腐料理。これを作ってみよう。思い出すだけでまた食べたい。

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ネット上で調べ方向性を確認。

もめん豆腐を水切りするため塩をまぶして水を出す。水気をよくふいて、油で揚げる。

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あつあつをニラの入った食塩水でいただきます。生のニラ+塩+水。これだけで美味しい薬味。素晴らしい。

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まだまだ実物には程遠いですが、作ってみると満足します。

後日絞り豆腐(固豆腐)でも作ってみましたが、食感がもそもそするので、やはりもめん豆腐をゆっくり水切りしたほうが美味しいことがわかりました。

豆腐、奥深し。

 


帰国後買ったもの=その1「中国料理の本たち」

帰国後購入した本は、飲茶と広州料理の本。昔出版された本ですが、あらためて眺めてみようと購入。
実際に訪れて空気を吸った土地に関することは、やはり頭に入ってくる。興味の幅が広がっていることや経験値が増えた分予測しやすいということがあるのでしょうか。

 

 点心について知る本

点心―広東・香港の飲茶 (1979年)

点心―広東・香港の飲茶 (1979年)

 

 

四川料理について知る本

四川菜譜集

四川菜譜集

 

 

広州料理について知る本

広東料理技術講座 (1981年)

広東料理技術講座 (1981年)

 

 

 前回買った本も再読しました。あらためて、面白く奥深い粥の世界。

粥について知る本

粥譜―中国がゆの本

粥譜―中国がゆの本

 

  

帰国後買ったもの=「その2蒸篭(せいろ)」


飲茶の蒸篭で感じた、年季の入った蒸篭の良さとテーブルに蒸し立てごと持ってこれる気軽さ。
これを知り、よし今年は蒸篭を育てよう。と思いました。
ちょうど横浜へ出かける機会があったので、蒸篭を売っているところはあるかなあと調べていたら発見した横浜中華街の調理器具店「照宝」。
こちらで購入しました。竹製の蒸篭です。

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手持ちの鍋で使えるようにできます。

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手持ちの雪平鍋にセットして気軽に使えます。第一段はキャベツを蒸しました。

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求めていたちょうど使い勝手のよい大きさ。すでに活躍中です。旅にでたからこそ、広がる楽しみ。これからまだまだ増幅してゆきそうです。

 

 

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