仕事を効率的にすすめるために、新しいソフトウェアを使いだした。今まで別のソフトでは慣れていたので、どこに何があり、何が出来るかを知っているので、これがしたいとなったときに簡単に出来た作業が途端に難しくなった。まず、自分がしたい作業がどのようにできるかを探さないといけない。しかも、日本語は使えない。英語のマニュアルを検索するしか方法がない。大変なことはわかっていたので、これまで導入は避けていた。
でも思い切って新しいソフトウェアを導入して、色々試行錯誤してみると、これはこれで楽しい。やろうと思った作業は全く進まないが、それでも一つ一つ覚えながら、自分のものにしていく作業は充実感がある。
一度得たスキルを無駄にしてまで、より効率的な新しい方法を導入しようと思わなくなってきたら、人間は成長が止まる。組織内では、古いシステムに固執し、抵抗勢力になる。そうならざることを心で願いながら、やはり年をとるにつれ、自然と新しいことを積極的に覚えようとはしなくなるのであろう。
今回、自分だけで完結する仕事の効率化のために、新しいものをトライアルしてみたが、導入初期の仕事の遅延というネガティブな効果にまさる、新しい作業を覚えて成長を実感するというポジティブな効果が得られることを実感した。これは自分にとって大いなる一歩だと思う。
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