くらしのちえ

良いものは作り手の知恵が詰まっています。選んだもので暮らしはつくられます。そんな暮らしの一部を紹介します。

水泳と消費カロリー

ここ数日水泳をしている。1kmほど水泳をすると、疲れる。その結果、気持ちよく眠ることができる。これだけ疲れているのだから、消費カロリーも多いのだろうと思っていた。

 

この疲れの消費カロリーはどの程度かと調べると、計算は単純ではない。一般的にウォーキングや自転車よりも消費カロリーは多いようであるが、体重や泳法、速度、時間などにより、一概には言えないようである。

 

正確なカロリー計算はできないでいるが、プールに来ているお客さんの体つきを見ると、どうも水泳には痩せる効果はあまりないのかしらとも思う。休憩なしで長時間優雅に泳いでいるのは、恰幅の良い体つきのおじさんだったりする。プールで消費したカロリー量を超える食事をしているのかもしれない。

 

カロリー消費とカロリー摂取の難易度を考えると、カロリー摂取のほうが圧倒的に楽である。原始時代は狩りでて動物を取ったり、漁に出て魚介を取ったりとカロリーを摂取するためには、カロリー消費がセットであった。現代では、カロリー摂取のためにカロリー消費は必要なく、手軽に食べ物は手に入れられる。プールでひいひいいいながら1時間泳いでも、ビールと油ものを食べてしまうと、あっという間に消費カロリーを超える摂取カロリーになってしまうのである。難易度が低いカロリー摂取は油断すればすぐ、カロリー消費を凌ぐ。

 

今の時代は、いかに美味しいものを食べるかに頭を使う事が多い。でも、難易度からいうとカロリー消費をいかにするのかにこそ頭を使わないといけない。日常の中で、いかにカロリーを消費するかを仕組みにしないと続かない。カロリー消費は、頭を使う難しいことなのである。

 

カロリー消費したあとの食事は、たいてい美味しい。そして、よく眠ることができる。すごく当たり前のことだけれど、忘れがちなことである。こんなことを考えながら泳いでいると、辛い1時間はあっという間に過ぎる。

 

 

 

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