きっとはまる、クリーミーで濃厚な香港粥のうまさ
馴染みのあるものが想像を超える美味しさだったとき。新しい発見にとても嬉しいことはありませんか?香港のお粥には、まさに「はまる」という言葉がぴったりでした。いままで、粥なんてと軽視していたことを後悔するぐらいに衝撃を受けました。
・香港のお粥は日本のお粥と製法が異なります。油をまぶしたお米を出汁入りのスープで撹拌させながら炊き上げます。長時間煮込むことで米粒が崩れてクリーミーな状態になります。お米が花開き、スープに溶け出したようなイメージです。
・一番シンプルな「白粥」。具材が入っていないので、粥自体の粘度と出汁のそのものの味をしっかり味わえます。具なしがその店の味を味わえてオススメ。
今回はこちらの5店舗で食べ比べをしました。どの店舗も特徴が違う粥で、どれも美味しかったです。
「何洪記(ホーホンゲイ)」(香港国際空港内)
・粘度が高い
・綺麗な空間。ゆっくり味わえる。
・ホタテの味が濃い。ホタテの切れ端が乗っている。これは、間違いなくホタテ出汁。
・メニューに写真と英語表記があり、注文しやすい。焼豚など、粥以外のメニューも豊富。
・空港内でミシュラン1つ星を楽しめる
・38HKD
「彌敦粥麺家(ネイトンチョッミンガー)」(佐敦駅)
・さらさら
・米の粒が残っている
・あっさり
・出汁は魚介と予測
・テイクアウトでホテルで実食
・28HKD
「羅富記粥麪專家」(中環駅)
・量がもっとも多い。他店の1.5倍ほど。
・いつまでも温かい。サラサラしていて、うまみ強し。
・黄色っぽい色
・出汁は動物系と予測(鳥か)。
・テイクアウトでホテルで実食
・23HKD
「富記粥品(フーゲイチョッパン)」(旺角駅)
・あっさり
・魚介系
・塩気が優しい
・16HKD
「妹記粥品(ムイゲイサングウァンジョッパン)」(旺角駅)
・重たい感じ
・出汁は動物系。やや匂いがする。
・市場の中の食堂なので清潔感には欠ける。慣れない匂いと風景なので、ゆっくり食事を味わえなかった。
・日本語と写真のメニューあり。
・32HKD
今回香港では粥に衝撃をうけ、インスピレーションを得ました。鰹節や昆布などを使って、「日本の誇る伝統の出汁で香港粥を作る」という構想です。お米は日本のお米を使ったら、香港粥にはならないかもしれません。だから、米から選ばないといけないかも。
今後、開発途中で試作品が出来たらおしらせしたいと思います。
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