素材の良さと研ぎ澄まされた簡素さ。こだわりのトートバック
主張しないけれど、存在感がある。欲しかったバックを購入しました。作り手は、「レアジェム raregem 」。家具や住まい、店舗設計を手がけている会社です。創業20年の中で、帆布製品を始めたのは5年ほど前からとのことです。
THE “BALLAST” BOOKBAG(30780円)(高さ370mm 幅300mm 重さ720g)
使って1週間になります。
店舗や住宅などの設計を手がけておられます。(天王洲のライフスタイルストア「スローハウス」、中目黒のセレクトショップ「1LDK」、広尾のフレンチフライ専門店「アンド・ザ・フリット 」、横浜のスペシャリティーコーヒー豆店「テラコーヒーアンドロースター」等)
バックを知ったきっかけ
知人が使っているバックがとても素敵で、それがレアジェムのものでした。生き生きとそのバックの良さを語る彼の話を聞きながら、そのバックが何だかとても可愛がられているように見えて、ああ大切に使いたくなるバックなのだなと思いました。そして、いつか欲しいなと思っていました。
さて、そのいつかは不意にやってきて、先日池尻大橋の店舗へ行き、数種類の中から1つを選ぶことができました。アメリカオークランドの「BOOK/SHOP」から依頼をうけて製作されたTHE “BALLAST” BOOKBAGです。本をたくさん入れて持ち歩くという店主から依頼を受けて作ったものだそうで、安心してどっさりと本を入れられます。バックを床に置いても、自立するように作られています。
バックの中には彼の言葉が刻まれています。
“I try to carry books with me wherever I go. Their weight has become like ballast against the churning sea of modern life, where so many real things are vanishing, and so many beautiful things are being made invisible.”
「ストーリーを聞きながら購入する」=ブランド価値を知ること
お店は池尻大橋の徒歩5分くらいの場所にひっそりとありました。
お店の方に商品についてとても丁寧に詳しく説明頂きました。どんな製法か、使っているとどんなことが起こるか、どんなこだわりを持っているか、どんな手入れが必要か、どういう思いで使うのか…こだわりはそのブランドらしさです。そして「そのこだわりのストーリーを聞きながら購入すること」はブランドの価値を知ることです。生の声を聞くことからバックを買うと、最初の時点での愛着がぐんと上がります。
お店ではパソコンや本を入れて、どれが自分に合うか、いろいろ試させて頂きました。
結局パソコンの幅、バッグの深さ、用途をあらためて考えて、当初考えていたものをは違う商品に行き着きました。実際に見なければ分からないものです。
肩にかけることができ、バッグ自体が自立する。これからどんな風に年を重ねていくのか、とても楽しみです。
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