お粥は香港からインドへ飛んだ
香港でお粥の美味しさに目覚めてから、香港粥を作ってストックしています。
でも基本の白粥が続くと時には変化球も欲しくなる。以前には、野菜を入れたポルトガル風の粥を開発しました。
さらに、思いついて入れてみたら大正解だったのが「カレー粉」です。お味は…京都のお出汁の効いたクリーミーなカレーうどんを想像してみてください。
インド粥の作り方
基本の白粥にカレー粉と牛乳少々を足して火にかけるだけ
白粥は干したホタテとカツオと昆布出汁から作っています。そして、お粥なのでお米が開いてミルキーさが増しています。だからカレー粉が入るとまるで京都のクリーミーなカレーうどんです。スパイスの効いた粘度のあるお粥を食べていると身体がポカポカしてきます。
材料
・基本の白粥 茶碗2杯分
・カレー粉 小さじ1杯
・牛乳 大さじ2杯
・お好みで塩
【カレー粥】ポイント
カレー粉を牛乳で溶かしてから、白粥に入れるとカレー粉が全体に溶けやすいです。
ちなみに、本場インドにも「キチュリー」(キッチャリー)という日本のお粥のようなものがあるそうです。米・豆・野菜・スパイスを使った消化に良い料理です。
こちらのkaiteki61さんの記事で「カレーの構造」について書いてありました。とても興味深いです。カレーは幅広くてとても自由です。それに気付かせて頂きました。
今回ひらめいたインド粥はカレーと言えるのか、言えないのか…??
お気に入りのカレー粉を使おう
単純な料理ゆえに、カレー粉の味が決め手となります。今回使ったのはナイル商会の「インデラ・カレー」を使っています。
このデザインがとても好きです。我が家の常備スパイスです。
ナイルレストランは1949年創業の日本最古のインド料理専門店。
そのナイルレストランの初代オーナーと旭食品(現ナイル商会)が技術提携をして1952年に生まれたのがインディアカレーです。
最高のカレーパウダーは、最高のスパイスから------
厳しい品質管理のもとに厳選された香辛料が、インデラカレーの原料。 古来、香辛料は、食欲を増進させ血液の循環を活発にするなどの効能から、強壮剤としても珍重されました。 さしずめこのインデラカレーなどは、極上の健康食品といえそうです。 インド特有の方式に入念な研究を重ねた独自のブレンド技術が生み出した、香り高いカレーパウダー。 その香り、味は、世界最高品として誇り得る品質を持っております。
・原材料
ターメリック、コリアンダー、チンピ、クミン、フェネグリーク 、ナツメグ、シンナモン、フェンネル、赤唐辛子、ジンジャー、クローブ 、スターアニス、カルダモン、甘草、ブラックペッパー
たくさんのスパイス効果で体が温まります。
購入のきっかけは「タモさんカレー」
さて、このインデラ・カレーを使うきっかけは「タモさんカレー」でした。タモリさん直伝のカレーレシピです。「タモさんカレー作ったよ」と来客のときに出すとただのカレーより、「タモリさんの味!」と話題が広がるストーリーあるカレーです。
タモリさんのこだわりの一つがこのインデラカレーを使うこと。スパイスのバランスがとれたとてもバランスの良い角がない、カレー粉です。スパイスを配合してカレーを作ったこともありましたが、今は長いこと、このインデラカレーにお世話になって常備しています。
(ほぼ日サイトの「カレー部会」よりレシピ)
https://www.1101.com/curry_club/pdf/recipe.pdf
2時間煮込むカレーです。ご飯+カレーの汁気と鶏肉+マッシュポテトの三位一体。これをぜんぶ混ぜて食べます。
慈悲深い味です。静かに味わって集中して食べたいカレーです。
カレー粥からタモさんカレーに行き着いてしまいましたが、この2つは「慈悲深い味」で繋がっています。
ぜひお試しください。

ナイル商会 インデラカレー スタンダード NAIR INDIRA Pure Curry Powder 100g
- 出版社/メーカー: ナイル商会
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