以前の記事で「日常チーズ」と「チャレンジチーズ」という考えをご紹介しました。
日常チーズは、冷蔵庫に常備する日々の軸となるチーズを指します。チャレンジチーズは色々なチーズにトライする、味覚や経験の幅を広げるチーズです。(勝手に命名)
今回、チャレンジチーズとして「角谷のカマンベールチーズ」をご紹介します。
角谷のカマンベール
北海道の追分でカマンベールチーズ一筋40年のチーズ工房です。
現在、日本国内でナチュラルチーズを製造する工房は約200軒あるそうですが、その中でもカマンベールだけに特化している工房は珍しいと思います。
角谷の外箱パッケージには「第1回オールジャパンナチュラルチーズコンテスト優秀賞受賞」と記してあります。日本のナチュラルチーズの歴史を支えてきた工房です。(コンテストの始まった1998年に受賞)
パッケージデザインがとても素朴で、少しレトロな感じもして贈り物にも喜ばれそうです。
熟成が進んだトロリとしたチーズ
チーズは、食べごろに熟成させたものを缶に入れて加熱したタイプです。
(缶入りでも要冷蔵)
シールにもこだわりを感じます。開封する期待が高まるデザイン。
包丁を入れる時、通常、カマンベールチーズは冷蔵庫から取り出した直後に切ると固い。でもこちらは冷蔵庫から出してすぐでもトロリとしていて驚きました。
滑らかでコクがあり、塩気が少ないマイルドな味で食べやすいです。
表皮の白黴部分が薄く、表皮までトロトロです。
発掘が楽しみな日本のチーズ
現在の工房数は200軒ほどと挙げましたが、1997年の工房数は76軒です。国内のチーズ工房はじわじわと増え続けています。日本の気候や風土にあった地域差と個性あるチーズを探すことが楽しみです。チーズ工房を目指し、お土産を調達する旅も楽しそうです。
今後挑戦したい国内チーズをメモ
・清水牧場(長野県) まきばで放牧された牛たちがとても気持ちよさそうで、きっと丹念に作られた美味しいチーズ。
・醍醐(愛媛県) 2012年設立の四国のチーズ工房。
・吉田牧場(岡山県) ゼロから牧場開拓に着手したチーズ職人がつくるチーズ。
mitsuさんの記事では自然あふれる牧場の風景写真が。
ゆうなぎさんの記事では、個性あふれる楽しそうな工房の様子が紹介されていました。
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