より快適な旅にするために、そして色々な文化や航空会社の工夫に触れる意味で、毎回事前に特別機内食(スペシャルミール)に変更しています。
特別機内食(スペシャルミール)とは
宗教や体質、病気など個々の食事制限に応じて用意された食事メニューです。
例えば、牛肉を使用しないヒンズーミール、高血圧の方のための低塩ミール、ベジタリアンミール、子供用のチャイルドミールなど様々な配慮の上で、特別機内食が用意されています。
この特別機内食は、誰もが食べることができます。例え、イスラム教徒でなくても、イスラム教ミールを食べることができます。
つまり、追加料金はかからず、機内食は変更可能なのです。
インターネットでは様々なブログの旅行記等で様々な航空会社の特別機内食の写真が見られます。私自身も何度も注文しているのですが、本当に自分の宗教に関係なく頼んで良かったのか気になっていました。
そこで今回、記事にするにあたって、JALとANAに電話で問い合わせをしてみました。
どちらの航空会社も、宗教に関係なく、お客様の事情に合わせて特別機内食は注文できるとのことです。
ただし、いきなり当日のチェックインカウンターや機内で申し込んでも受け付けてもらえません。どの航空会社でも事前に以下の手続きが必要になります。
特別機内食に変更するには
⑴特別機内食のメニューと申し込み期限を航空会社のHPで確認
例えばANA…特別機内食(スペシャルミール)|空港・機内で[国際線]|ANA
⑵事前に電話で受付またはインターネットで申し込み
(どの航空会社も、「フライトの24時間前までに申し込み」のパターンが多いです。早めに申し込みましょう)
申し込みはこれで終わりです。とても簡単に変更できます。
フライト当日に確認があります
フライト当日に2回の確認がありました。
⑴チェックイン時にカウンターで「〜ミールですね?」と確認がありました。
⑵2回目は搭乗後、フライト前に客室乗務員の方に「〜ミールですね?」と確認がありました。(これまでの経験でどの航空会社も同様です)
※間違いがおこらないように、座席に「〜ミール」というシールを貼られることもありました。
特別機内食にするメリット
⑴到着後のスケジュールや食事時間によって軽めにしたり、しっかり食べたりと調節ができる。食べ残しも少なくなります。
⑵特別機内食は一般の機内食よりも早く提供されます。
⑶おつまみや間食のメニューも他と異なる場合が有ります。(例えば、ベジタリンンミールにすれば、間食に一般ミールはハムサンドのところ野菜サンドになる)当然ですが、特別機内食は搭乗中の全ての食事に反映されるということになります。
今回の旅の往路で食べたベジタリアンヒンズーミール
キャセイパシフィック(成田→台湾)
今回の食事の内容はナン、ご飯、カレー、ライタ(ヨーグルトソース)、サラダ。ベジタリアンヒンズーなので、豆をふんだんに使ったカレーでした。
3種類のカレーの内容は、左から①カッテージチーズとグリーンピースのカレー②ほうれん草とコーンのカレー③ミックスビーンズのカレーでした。
マイルドな味付けで、とても完成度の高いカレーです。ご飯はタイ米でニンジンを混ぜこんであるものでした。粘度が少なくさらっとしているので、消化吸収もよいです。ただ、少し油分が多く感じました。
ナンは粉の味をしっかり感じる目の詰まったタイプでした。
様々食べてみてどの航空会社でも安定しているのが「ヒンズーミール」です。スパイスの味は日本食と異なり、経験値が少ないため味の判別が難しいゆえかもしれませんが…カレーは安定しているように思います。
せっかくの海外旅行なのに、通常の機内食では日本風のカレーが出ていました。特別機内食を注文しておくと異国情緒を味わえ楽しいと思います。
機内から富士山の眺め
機内から富士山が綺麗に見えました。おめでたい眺めです。
さて、今年も残り2日、良いお年をお迎えください。
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