くらしのちえ

良いものは作り手の知恵が詰まっています。選んだもので暮らしはつくられます。そんな暮らしの一部を紹介します。

クタクタに煮込むほど美味しい、カレー鍋

クタクタに煮込むほど美味しい。カレー鍋。

野菜の食感を楽しむために、さっと取り出したり、しゃぶしゃぶのようにタイミングを見計らって肉を引き上げる。そういった鍋とは逆を行く、クタクタになればなるほどおいしいカレー鍋です。

 

使ったカレー粉はたった大さじ1杯半

これだけで、いつもと違う変わり鍋が楽しめます。カレーの懐の深さを感じた夜でした。

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家で作る鍋は、その自由さがいい

特に計量をしていません。ざっくりした作り方を掲載します。鍋のアイディアのヒントになれば。いろいろな方法があっていい。思わぬ組み合わせも家にあるものから生まれたりします。そして、カレーは全部を包んでくれますのでご安心を。

 

具材は何でもよいのです

カレー鍋の懐の深さ。それは普段の鍋の具材には適さないような野菜たちが大活躍してくれる点です。

旬のブロッコリー、人参、レタス。ピーマン、玉ねぎ、キャベツ。冷蔵庫の野菜たちを数種類用意したら色とりどりになりました。

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だしが主役のスープ

たっぷりのカツオだしに薄口醤油と日本酒をいれます。

そこにカレー粉を大さじ1杯だけ。あくまで、ダシが主役です。さらさらの黄色を帯びた透明のスープです。これが「カレー味」を食べ飽きないポイントです。

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※ちょっと足りないかなで味付けをストップします。後で煮込むに連れて美味しさが増します。

※野菜からのダシも欲しいので、あらかじめ玉ねぎとキャベツきくらげは投入しました。

鶏肉にカレー味をつける

肉をそのまま入れてもよいですが、少し手を加えました。せっかくのカレー鍋。タンドリーチキン風に仕上げます。

 

鶏肉を切って、塩麹・カレー粉・ヨーグルトに漬け込みます。ここで使うカレー粉は大さじ半分。

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焦げ目をつけます(うっすら味のタンドリーチキンを作るイメージで)

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煮込むので、完全に火が通っていなくても大丈夫。

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具材がそろったらカレー鍋スタート

いつもと違う風景にちょっと盛り上がります。

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薄い味でスープや葉物の野菜を楽しんだ後は、どんどん具材を入れました。

クタクタがおいしいと気付いたからです。

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後は野菜のうまみが溶け出してどんどん美味しくなります。
さらさらだったスープが、最後はとろみがついて「小麦粉を使わないカレーです」と自信を持っていえるような美味しい出来上がりになりました。

 

カラフルな野菜と、ブロッコリーやにんじんなど食べ応えのある野菜が加わり心もお腹も満たされます。ビタミンカラーの元気をチャージ、カレー鍋。

 

今日使ったカレー粉

香港のスパイス屋さんで買ったカレー粉です。

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どんなカレー粉でもOKです。我が家の常備カレー粉は、インディラ・カレー。

今回は、香港のカレー粉を使いましたが、インディラ・カレーでもとても美味しかったです。 

  

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