浅漬けの「漬け汁」は捨ててはいけません。極上の鍋の素でした。
自家製だから生まれる「おいしい漬け汁」
自家製のカブの浅漬け。そこに溜まった白い漬け汁。とても美味しい白色をしていました。自家製浅漬けの材料は「カブ、塩、米麹、日本酒、唐辛子」。
これは美味しいに違いないと漬け汁をスプーンですくって一口。
わずかな塩気と、少し発酵したような深みのある味。そうです、鶏肉をコトコト煮込んでスープを取るように、この漬け汁にはカブの旨みがたくさん。
漬け汁をすべて土鍋に入れて鶏肉と白菜を投入。おいしいおいしいエキスいっぱいの鍋ができました。これからは漬け汁が捨てられません。
漬け汁鍋の材料
・浅漬けの漬け汁
・白菜
・鶏肉(手羽中)
※漬け汁について:
漬けてから3〜4日で汁気が上がってきます。
この麹漬け、5分程でできてすぐに食べられる作り方です。とても簡単な方法があります(後述)
漬け汁鍋の作り方:
(1)カブ漬け4個分、漬けてから4日目でこれくらいの汁が出ていました。
すべて土鍋に入れます。(水分が足りなければ水を足します)
すでに白濁しているので、水炊きのような気分に。
(2)白菜と鶏肉を入れます。
綺麗な手羽中が手に入りましたので、手羽中を使った鍋です。(手羽中は火が簡単に通って、骨から旨みも出るので白菜とスープとの相性抜群です)
(3)さらに鍋の深さぎりぎりまで白菜をのせます。
蓋をして弱火でコトコト。おいしい匂いがしてきたら、蓋を開けて上下をひっくり返すように全体を混ぜます。
(4)できあがり。弱火で15分ほどだったでしょうか、半分のかさになりました。
スープがしみて、とてもいい匂い。唯一無二の漬け汁スープ。
調味料は足しませんでした。お好みでポン酢をつけると味の変化があっておすすめです。
途中、しらたきも入れて余すことなくスープをいただきました。
カブの麹浅漬けについて
本当は漬け汁よりも、こちらが主役のはずでした。一番最後に紹介となってしまいました。でもカブ漬けだって負けない美味しさ。
「米麹」を使うと聞くと時間がかかるイメージですが、とても簡単です。
麹ポン酢で発見した「麹を加熱して開かせる+日本酒のうまみを追加する」
この方式で、思いついた漬物です。
鍋の箸休めに、とても合います。
ゆらゆらした鍋の湯気を見ながらの箸休めには浅漬けやひじき、切り干し大根の煮物など素朴な箸休めがよく合います。
カブの麹漬けの作り方:
この方法だと麹の菌の力はなくなりますが、うまみが美味しい即席麹漬けができます。
(1)カブを薄く切って塩を振ってしばらく置きます。
(2)米麹と日本酒をレンジで加熱します。米麹の粒が柔らかくなっていれば大丈夫です。
(3)(1)と(2)をジップロックに入れて冷蔵庫で保存。よく漬かったら食べごろです。
3〜4日で漬け汁もこんなに出てきます。
鶏肉をコトコト煮込んでスープを取るように、この漬け汁もカブから出たエキスがたくさん。
---------------------------
「くらしのちえ」を気に入っていただけた方は読者ボタンをポチッと押していただければうれしいです
twitterでブログの最新情報やアイデアを発信しています、こちらもぜひフォローお願いします
--------------------------