バレリーナのようなケーキに出会いました。
東京會舘のマロンシャンテリー
名前から気品ある香りが漂います。
お値段は、1個980円でした。
生クリームと栗だけのケーキです。「とても美味しいのよ」と御年70になる女性から前々からうかがっておりました。歴史ある東京會舘の伝統のケーキです。
ケーキへの期待を高めるパッケージ
専用のパッケージに大切に保護されています。
透明のパッケージの両サイドから見えるケーキ。ショウケースに大切に入れられているような、「大事にしてね」という声が聞こえて来るようです。
ケーキの様子が見えるので、持ち運びにも安心です。
箱を開けると保冷剤がケーキの箱の底に入っています。保冷剤を入れることを前提に設計されたパッケージ、さすがです。
技術を食べるケーキ
白一色の生クリームが作る形は職人の手動きの形跡そのもの。技術が詰まっています。
しばらく見とれておりました。華奢なバレリーナのよう。
ゆっくりと味わうケーキ
生クリームの滑らかさと、香りある栗のほくほく。生クリームと栗の濃度が共存し合っています。複雑な味ではありません。素直に食べるケーキ。ダークなコーヒーがよく合います。
明治期に作られた青磁のそば猪口にコーヒーを入れて一緒に食べました。
フォークを入れると中には黄色の栗がほろほろと出てきます。
こんなに繊細で素朴な美しさのケーキ、なかなかないものです。
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