くらしのちえ

良いものは作り手の知恵が詰まっています。選んだもので暮らしはつくられます。そんな暮らしの一部を紹介します。

ブログの書き方(2):ネタを見つける

ブログを書く時間をもっと効率化させたい。そして、もっと良く活用していきたい。そのために、自分のブログの書き方を一度整理したいと思い、昨日からブログの書き方を書いています。


今回は、ネタをどのように見つけるかについて書いていきたいと思います。ブログを始めた段階では、たくさん紹介したいものがあると思ってました。しかし次第に、今までの経験だけでは書くことがないというところまできました。そのため、過去の経験を掘り起こす段階から、意図的にネタを仕入れるという段階に入りました。

誰かに頼まれてやっている仕事ではないので、ネタがなくなれば辞めればいいと思う方もいらっしゃると思いますが、書くことによって自分の中のモヤモヤした考えが形になるのでとても意味あることだと思ってます。

ただ、意図的にネタを仕入れるという段階はやや危険な面もあります。ブログを書くことが目的となり、生活がブログに埋め尽くされ、”支配”される感覚になる可能性があるからです。

 

そうならないためにも、自分の興味の方向は確かに保ちつつ、無理のない範囲で日常を冒険する工夫が必要になります。今回は、「日常を冒険すること」によって、ネタを見つける3つのパターンについて書いてみます。

 

1. 食べるものを工夫する

 くらしに関することに興味を持っています。無理のない範囲でネタを作るとなると、普段やっていることに工夫を加えるということが考えられます。

毎日必ずご飯を食べます。このご飯に工夫を加えることで記事にしています。自宅で食事することが好きなので、工夫レシピが多いです。

ただ、毎日同じものを食べても記事になりません。新しい創作や誰も知らないだろう情報を付け加えないと面白い記事にはなりにくいと思います。

そのために、電車に乗っている時間に新しい料理を考えたり、人から普段食べている美味しい面白い料理を教えてもらったりしています。

 

こちらの記事はMarcoさんがすぐに再現をしてくださって、とても嬉しかったです。

garadanikki.hatenablog.com

 

また、こちらの記事。

catlaniさんが素晴らしいイラストで再現してくださって、感動しました。 

www.catlani.com

 

こちらの記事。知り合いの方に教えてもらったレシピで作ったものです。

 

2ヶ月後にtake--chanさんに再現していただきました。記事を見ていてまた食べたくなってしまいました。小ぶりなゆずがとても美味しそうでした。

www.take--chan.tokyo

 

タモリカレー。

 


 skktmlabさんが再現してくださいました。

www.bonnoutaisan.com

再現を飛び越えて、更に簡略化まで検討されて素晴らしい創作力です。

www.bonnoutaisan.com

 

毎日の食べ物を新作するのは大変な作業と思うかもしれませんが、レシピを再現してくださって美味しかったと言ってくださることで元気もでますし、なにより自分の生活に新しい料理が加わるのが楽しいです。

 

2. 休日は行ったことがない場所に行く

休日、家にいてはなかなか面白いことに出会えません。街に出て、いろいろなものをみて刺激を受けることで、自分の生活も充実しますし、ついでにブログの記事にもできます。

この”ついでに”ブログの記事にもできるという考え方が大切で、ブログのためにどこかに出かけるということになると負担感も大きくなり、続けることが難しくなります。

紹介させれたお店、昔から行ってみたかった場所に行ってみる。せっかく行くのであれば、合わせてその場所で面白そうな場所についでに行ってみる。一つだけの目的ではなくたくさんの目的を合わせて行ってしまうことで、その分面白いものに出会える確率が上がります。

例えば、

 

www.kurashichie.com

 

この記事では、id:kaiteki61さんのinstagramで紹介されていた「アジアカレーハウス」の写真に惹かれて、次の休みに行こうと頭のなかにインプットしておきました。時間ができたので、土曜日に訪問したのですが、料理、お店の成り立ち、お店の立地、周りの雰囲気がおもしろかった。

そして、その帰り道は、錦糸町から押上までゆっくり散歩をしていきました。以前紹介した、寒天ゼリーが押上の二木の菓子スカイツリー店に売っているということを聞いたので、そちらのお店を合わせて見学に行ったわけです。 

 

この道すがら、いくつか面白そうなレストラン、行列のできているお店などなど、意図しなかった面白い物を見つけることができました。一つ大きな目的地を決め、周辺の面白そうなお店を情報収集しておく。あとはそのお店をめがけてぶらぶら歩いていくと自分のセンサーに引っかかるものが出てくるというイメージでしょうか。

 旅行は、そんな過ごし方をするととても楽しいです。以前の台湾旅行では毎日そのような過ごし方をしていました。

www.kurashichie.com

 

zaikabouさんのブログは、とても参考になります。日本各地に出かけて、素晴らしいお店、名所を見つけられています。例えば、熱海の台湾茶のお店。

zaikabou.hatenablog.com

 

また、Taki さんのブログも街歩きをしたくなる気分にさせてくれる素晴らしい記事ばかり書かれています。酒田の旅は、私の次に行きたいリストの上位に入っています。

walking-gourmet.hateblo.jp


 

3. 普段買わないものを買う

ふだん、自分だけの生活であれば、いつもと同じ好きなものだけ買っていればいいのです。でも、それだと、自分の経験値も上がらないし、買い物も上達しません。いいものを見つける目も養えません。

そこで、いつもは買わないけれど、せっかくならふだん買わないものでも買おうとすると生活に張り合いが出ます。

例えば、台湾で買った愛玉子の種子。面白いものがないかなと色々情報を調べる中で作ってみたいと思ったのですが、見つけるまでに少し手間取りました。 

www.kurashichie.com

 

こんな感じで色々面白い経験ができそうなものを、あえて買う。もちろん失敗もします。思っていたものと違うということも多く出会います。それでも経験値が上がります。間違って変なものを買ってしまっても、自分の知識になるのです。

骨董好きの人たちの間では、買って失敗する(すなわち贋作を買ってしまう)ことは「授業料」と言うそうです。どんなに目利きの人でも必ず失敗している。ただし、目利きの人ほど2回目は失敗しないようにそのものをよく見るのだそうです。表面の傷、発色具合など、かすかな違いに敏感になることで、目利きの力が養われていくのです。そのためにもやはり買って失敗するという経験が不可欠なんだそうです。

生活の品物をご紹介する場合も、いろいろな失敗をした上でこれはいいと思えたものを紹介したいと思っています。そのために失敗を怖がらず、授業料と思って、予算の範囲内でトライしてみると経験が広がるようです。

 

 

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 さて、今回はネタを見つけるについて書いてみました。明日も続きます。

 

 

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