ブログを書く時間をもっと効率化させたい。そして、もっと良く活用していきたい。そのために、自分のブログの書き方を一度整理したいと思い、先日からブログの書き方を書いています。
ブログの書き方(4):生活を記録するメリット - くらしのちえ
今回は 「楽しく取材する」について。
取材というとプロの記者やライターの方が行う作業で、ブログを書く素人にはあまり必要ないと思う方もいらっしゃると思います。しかし、ブログのネタの材料となる情報を集める作業は取材にほかなりません。取材をして記事を書くと自分のちえが広がりとても楽しいですし、インターネット上でまだ公表されていない情報を公開することは社会的に意味のあることだと思います。
今回は直接出向いて情報収集することと、電話で情報収集するの2つについて述べたいと思います。
1.直接出向いて情報収取する
このブログでは、面白いお店や食べ物、生活の物を紹介する記事を書いています。一消費者として食べたものや買ったものを紹介するだけでもいいのですが、一歩踏み込んでお店の人に話しかけて情報収集するととても面白いことがわかったりします。
例えば、この記事。
お店の方にまずお名前を伺いました。とてもフレンドリーな方でしたので、お名前で話しかけた方が話が弾むかなと思ったからです。お客さんもまだいなかったので、じっくり会話ができてバングラディッシュのことを教えてもらったり、お店の成り立ちなどを教えてもらったりしました。
話しかけるのは最初は緊張するのですが、でも思い切って聞いてみると思いがけない情報を教えてくれたりするものです。ちょっとした会話が自分の知識を広げ、楽しい時間になったりします。
対応してくださった方に差し障りがでるような内容は記事にしてはいけませんが、公開しても問題ない面白い話は記事に盛り込むようにすると、記事に深みが出ます。
2.電話で情報収集する
記事を書く上で、どうしても不明な点が出てくることがあります。
例えば、この記事。
機内食を特別機内食にする方法についてまとめたのですが、記事として公表するためには、この方法を誰がとっても問題がないことを確認しなければなりません。
例えば、自分はムスリム(イスラム教徒)でないのにムスリムミールをほんとうに頼んで良いのか、その際ムスリムミールを頼んだのにアルコールを頼んでいいのか(ムスリムはアルコール厳禁)。
特別機内食にする方法は、各航空会社のホームページに載っています。また、いろいろな方がブログで特別機内食を食べたという報告をしています。しかし、本当に誰でも変更してもいいのか、公式的に確認を取って情報公開している記事はありませんでした。
それで、電話をかけてみました。国内の大手航空会社の2社(JALとANA)のお客様相談センターで確認をしてみました。質問してみると、特別機内食は誰でも変更していいということをJAL、ANAのどちらでも確認する事ができました。きちんと確認したことで今後自分が特別機内食を頼む際に正々堂々と頼むことができるようになりますし、この情報を公開することで役に立つ人もいると思います。
電話での取材は、大手航空会社のような電話相談センターがある会社以外でも、電話をかける相手や時間を選んでご迷惑にならない範囲で誠意を持って教えてくださいといえば、大抵は対応してくれるように思います。
例えば、こちらの記事では、製造している会社に電話をして「寒天ゼリー」が東京近辺で何処で売っているのかを確認しました。
電話で対応してくれたのは、この寒天ゼリーを作っている会社の社長さんでした。「二木の菓子」で売っているという情報を教えてくれただけでなく、鈴木菊次郎さんという寒天ゼリーの発明者の方のことや田原、豊橋で発展した寒天ゼリー企業各社のことなども教えてくれました。詳しい内容を記事にはしませんでしたが、寒天ゼリー産業の歴史がわかりとても面白い時間でした。
ただ消費者として消費をするだけではなく、携わる人にちょっと質問してみることからはじめてみてください。思いもよらなかったことを教えてもらい、とても有意義な時間となるでしょう。そして、誰かを傷つけるようなことがなければ、そのお話で記事を書くことはとても価値があることと思います。
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