三軒茶屋にあるカレー屋さん「カレーブースとんがらし」。曰く「細胞が記憶する」絶品カレーを出す、カウンターのみの小さなお店です。
お店
お店は、三軒茶屋駅から池尻大橋に向かって歩いていくと3分ほどの場所にあります。中では女性が一人で切り盛りされています。カウンターのみ7席の小さなお店ですが、周囲はカレーのおいしそうな匂いが漂って存在感があります。
女性が一人で切り盛りというと、若い女性が最近始めたお店かなとおも思うかもしれませんが、1997年からお店をオープンされており、この地で20年も営業されているお店なのです。こちらのサイトをみますと、店主の石川さんの年齢は平成23年当時で72歳、ということは、現在の年齢は・・・。ご高齢にも関わらず、元気よく接客なされておりました。とても、その年齢には見えないです。
こちらのオススメは、豚バラ軟骨カレー。このカレーは「細胞が記憶するカレー」なのだそうです。
今回、ランチ時を外して三軒茶屋に用事があったため、お店では食べず、お持ち帰りをすることにしました。
以前は、ご飯もセットでテイクアウトもできたようですが、今はルーのみテイクアウトできます。
カレーのお味
豚バラ軟骨カレーをテイクアウトしました。テイクアウトする際には、冷蔵庫で2日は持つと伝えられました。
どんな容器でお持ち帰りが出来るのかなと思っていると、透明なビニール袋を二重にしてその中にカレーを1人前入れてくれます。なんだか、東南アジアの屋台でテイクアウトするみたいな気分で楽しいです。
お持ち帰りのルーは600円。お店で食べると900円ですので若干安いです。
(お店はサフランライス、サラダ、デザートの愛玉子が付きます)
さて、そのお味ですが、想像とはちょっと違うお味でした。ルーはかなり甘めでさらさら、そしてトマトお味が濃い。
豚バラはホロホロでありながら、旨味が残っているので食べても美味しいです。軟骨感はほとんどありません。
あまり食べたことがないタイプのカレーです。特に甘さが印象に残ります。最初食べると、甘さが全面に出る印象なのですが、食べるうちにスパイスの香りや豚バラの旨味が混ざりあって、もっと食べたいとなるカレーです。「細胞が記憶する」というキャッチフレーズのとおり、はじめて食べたのですが、また食べたいとなる不思議なお味のカレーでした。
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