くらしのちえ

良いものは作り手の知恵が詰まっています。選んだもので暮らしはつくられます。そんな暮らしの一部を紹介します。

ビニール袋で潰して作る濃厚手作りポン酢。絞るよりも潰すが簡単

絞るのが面倒なら潰してしまおう

冷蔵庫を開けると小粒の青ゆず、そしてレモン。一気に消費したい、柑橘類があったので、ポン酢を作ろうと思い立ちました。

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でも、粒が小さくて、絞るのが難しくて手間が掛かる。そこで思いつきました。皮をむいて、潰してしまおう。この、ぐうたら思考から生まれたポン酢作りが、ものすごく良かったのです。

 

ビニール袋の中で豪快に潰します

絞り器は必要ありません。厚手のビニール袋(またはジップロック)が最適です。

なぜなら、柑橘の汁を手で揉んで潰して出し切るから。この作業、絞るよりずっと楽しいです。

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材料と作り方

材料

・柑橘(今日は、青ゆずとレモン)

・醤油(今回は家にあった「だし醤油」新潟のえちごいちの鰹だし醤油です)

 

 作り方

柑橘の皮を果肉ギリギリまでむいて、潰しやすい大きさに切る。

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ビニール袋に入れて醤油とともに揉む

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果汁が出切ったところで、ザルに入れて漉す

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ザルに残った柑橘をしっかり絞りきる

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こんな具合になりました。香りがたまらない。もうポン酢の香りが漂っております。

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 容器に移して保存。

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薄皮と種をそのまま潰すことでペクチンが豊富なポン酢に。丸ごと潰すことで濃厚に仕上がる

綺麗に絞り器で絞れば、サラサラの果汁が取れます。

でもビニール袋で薄皮ごと潰した果汁は、「とろみ」があるような??

調べていくと、どうやらとろみの正体は薄皮と種に含まれるペクチンではないかと思います。残った皮と種を触るとヌルヌルしています。

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「ペクチンは食物繊維の一種で、皮の内側のワタやスジ、実を包んでいる袋部分などに多く含まれています。」とのこと。なるほど、とろみがある理由がわかりました。

 

ビニール袋で潰す荒技はおいしいポン酢作りへの近道だった

ビニール袋で潰す荒技で、これまで何だかハードルが高いと思っていたポン酢作りが楽になりました。

そして薄皮も種もそのまま潰すことで、ペクチンが溶け出してトロッと濃厚な仕上げ理になるという副産物まで付きました。

 

 

香りよし、味よし、上出来です

早速、味見をしてみます。エリンギとワカメを蒸してポン酢をつけていただきます。

柑橘の爽やかな香りは作りたてならではの贅沢です。

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