くらしのちえ

良いものは作り手の知恵が詰まっています。選んだもので暮らしはつくられます。そんな暮らしの一部を紹介します。

かぶ漬け。その漬け汁で鍋

漬物を食べるのに飽きたら、漬け汁ごと鍋にしてしまおう。

漬物を漬けて、それから3日後、汁ごと鍋にした話です。

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かぶを沢山いただいたのでかぶ漬けを作りました。まるまる4個を塩麹と昆布に漬けました。ビニール袋に入れて冷蔵庫におけば出来上がりの簡単浅漬け風です。f:id:kurashi_chie:20171021113039j:plain

こんな形で、全体に塩麹をなじませて冷蔵庫へ入れておけば味が馴染んでおいしくなります。f:id:kurashi_chie:20171021113103j:plain

 

だんだん漬かってきた。3日目は飽きてきた。よし今こそ「漬け汁鍋」だ

3日程食べるとだんだんと漬かってきて美味しくなる。漬け汁が上がってくる。その反面、やや飽きもやってくる。昆布とかぶのエキスがたくさんの漬け汁を見ながら、これは鍋に入れたら、余すところなく美味しく食べられるのでは、よし鍋に入れてしまおう。

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漬け汁もおいしい出汁。鍋に入れて余すところなくいただきました

もともと、かぶ+昆布+塩麹だけのシンプルさ。鍋に合わない要素は何もない。

鍋に鰹出汁をとった中に、漬け汁ごとどぼん。あとは具材を入れて、ポン酢でいただきました。主張が少ない、かぶと塩麹のシンプルな漬物でしたので、何事もなかったかのように鍋に馴染んでおりました。

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漬け汁まで余すところなく使うという、食卓の小さな満足感

漬け汁を使ったから、鍋の味が劇的に変わるというレベルではありません。でも、漬物として食べきっていたなら処分していた漬け汁がおいしいスープに一役買ってくれている事、かぶのエキスが染み出した漬け汁ごと活用できたことに小さな満足感です。

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作り方と材料

材料

・豚バラ肉

・かぶ漬け

・お好きな具材(今日は、玉ねぎ ・エリンギ・レタス・小松菜・わかめ・豆腐)

 

作り方

・鰹出汁をとった鍋に残った漬物を入れる

・煮えにくい具材にあらかじめ火を通す

・あとは好きな野菜を適宜しゃぶしゃぶしていただきます。

 

 

味の薄い具材とポン酢の相性

せっかくのかぶエキスを生かすため、具材も主張の少ないわかめ、レタス、豆腐を入れて、ポン酢味で楽しみましたポン酢はこの前ご紹介した袋でもみもみした簡単濃厚ポン酢。かぶも漬け汁も、漬物の痕跡を見せないほど、鍋に馴染んでおりました。 

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あらためて思う鍋の包容力。なんでも合います。レタスは1玉食べきりました。わかめとポン酢がとてもよく合うことも発見。

 

さっぱり鍋にはこってり箸休め

ちなみに、さっぱりした鍋だったので箸休めは、ポテトサラダと焼き茄子のナッツペースト和えです。こってり風の箸休めが脇を固めました。

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 さあ、次はどんな鍋を作ろうか。寒さとともに意欲がわきます。 

 

 

 

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