新しい技術を習得する、真っ只中にいます。これまで旧技術では簡単にできていたことが、新技術を使うとむしろ操作方法から学ばなければならいので、時間がかかります。しかも、日本語の説明書、解説書はあまり使い物にならず、もっぱら英語のマニュアル、技術書を読むことになるので、知りたいことを調べるのも時間がかかります。
でも、この技術習得が苦痛かといえば、全く楽しい体験になっています。時間はあっという間に過ぎて、着実に一個ずつ前進している感覚です。まさに、チクセントミハイのいう「フロー体験」真っ只中。
1.目標:技術習得は、自分にとって価値が大きいと思っている
2.難易度:難しすぎず、簡単すぎず、自分の能力に対して適切な難易度
3.コントロール:時間が掛かるが、思い通り進んでいるので、コントロールできているという感覚を持っている
4.フィードバック:うまくいかないと、すぐ結果でフィードバックを受けられる
5.集中:今、この技術習得の為に、時間を集中できている。
まさに、フローに入る格好の条件が整っています。
今回、必要に迫られて技術習得を行っていますが、習得完了してしまうと、次なる目標を設定しなければなりません。そのとき、今回の経験と同じ体験ができるような条件を意図的に設計していくと、毎日楽しく仕事ができそうです。
- 作者: M.チクセントミハイ,大森弘
- 出版社/メーカー: 世界思想社
- 発売日: 2010/05/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 2人 クリック: 18回
- この商品を含むブログ (12件) を見る
フロー体験 喜びの現象学 (SEKAISHISO SEMINAR)
- 作者: M.チクセントミハイ,Mihaly Csikszentmihalyi,今村浩明
- 出版社/メーカー: 世界思想社
- 発売日: 1996/08/01
- メディア: 単行本
- 購入: 12人 クリック: 104回
- この商品を含むブログ (77件) を見る
---------------------------
「くらしのちえ」を気に入っていただけた方は読者ボタンをポチッと押していただければ最新の記事がご覧いただけます。
twitterでブログの最新情報やアイデアを発信しています。フォローいただければ、最新の情報をお届けします。
--------------------------