くらしのちえ

良いものは作り手の知恵が詰まっています。選んだもので暮らしはつくられます。そんな暮らしの一部を紹介します。

珍魚ヒラを食べる

熊本天草の海で釣った珍魚ヒラ。地元で釣りをする人がひっそりと味わっている美味なる魚です。小骨が多いのがたまにキズ。

珍魚ヒラを釣る - くらしのちえ

珍魚ヒラをさばく - くらしのちえ

 

小骨故に食べられるまでの下処理がやや大変なのでした。

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ほそくほそくそぎ切りにします。薄ければ薄いほど良いです。

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釣りたてなので身が透明で光っています。頂きます。

お味は、上品な白身ながら脂がかなり載っていて美味。近い味は、タチウオですかね。タチウオをもっと上品にしながら、それでいて脂っ気があるというすごい魚です。

ちょっと小骨があるかなというのは分かるのですが、口に当たるということはなく、気になりません。

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あらはアラ汁にしてしまいます。小骨が多いので、出汁を出す目的で使うと良いですね。お吸い物、臭みは一切なく、こちらも旨味が抜群でした。

 

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常連釣り師に教えてもらった、最高の刺身の作り方。ヒラは、小骨が多いのですが唯一、腹骨の上は小骨がありません。ここを狙って、腹部を大胆にカットして、さらに、皮から薄く削ぐようにして身を取り出します。大きなヒラ限定の食べ方です。

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そうやってとりだしたのが、このヒラのハラミの刺し身。こちらのお刺身は一切骨が入っていません。しかも、ハラミは脂がかなり乗っていて、しかもコリコリの食感。歯ごたえ、旨味抜群。これは最高のごちそうです。大きなヒラが釣れたときだけ味わえる絶品。f:id:kurashi_chie:20180509170644j:plain

 

新鮮なヒラ、大いに堪能しました。適切な下処理をしてしまえば、大変な美味のヒラ。ハラミの刺身はまたぜひまた食べたい一品なのでした。

さて、大部分の身はフライ用に冷凍中ですが、また時期を見て調理していきます。

 

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