瓶に詰められた塩ウニは、美味しいものと、そうでないものが当たり外れが大きい商品です。
塩の強すぎるもの、あるいはアルコールが効きすぎた塩ウニは、保存性はいいのですが、そのまま食べるのには抵抗があるところ。
今回、保存性を高めるために、塩やアルコールにつけられたうにを洗って、塩抜きして食べたらどうなるか、実験してみました。
今回使用する塩ウニはこちら。流通はほんのわずかのもので、なかなか手に入らないものですが、漁師さんが手作りした最も美味しいと思う天草の塩ウニを使用しています。塩味もかなり薄塩味なのが好みです。
瓶から取り出したものがこちら。少し赤みがかっています。
瓶から取り出して、水につけてさっと粗い、ザルにとって皿に盛り付けたものがこちら。
2つを比べると、そのままのものは赤みが強く、
そもそも、そのまま食べても美味しい塩ウニなのですが、塩抜きしたものと食べ比べてみると
・瓶から取り出したものは、塩味が少しあるが、旨味を強く感じる
・ただ、塩分が入っているので、沢山食べることはできない
・さっと水洗いしただけで、塩分はほとんどなくなり、ウニの甘さが引き立つ
・その分旨味が少なくなり薄味になるが、生うにを食べているような食感である
保存性のために、塩ウニにしてあるものを、あえて水洗いして塩抜きするということをしてみましたが、これはこれで美味しいものになりました。ただ、塩ウニに使った、ウニの食材の力次第のようにも思います。
この塩ウニは本来そのまま食べてもすごく美味しいもので実験したので、ものすごく塩分が強いものやアルコールが強すぎてそのまま食べられないものが手に入った際に再度実験してみようと思います。
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