くらしのちえ

良いものは作り手の知恵が詰まっています。選んだもので暮らしはつくられます。そんな暮らしの一部を紹介します。

習慣化のためのコツ

何かを続けて行うことで、できることが広がります。でも、なにか志してもすぐに挫折してしまうのが人間の性。習慣化はとてもむずかしいのです。

 

私は運動や書くことなど億劫なことを習慣化したいとある時思い、それで継続しているのですが、このところやっと習慣化できたなという感覚を得ています。それは、簡単なコツを掴んだからです。

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習慣化のために意識すると良いことは、「強度」を調節することです。

 

運動で例えると、わかりやすいです。筋トレで重いバーベルを持つこととスクワットを比較しましょう。重いバーベルは数回上げればそれで限界になりますが、スクワットであれば数十回ぐらい簡単にできてしまいます。強度が適切に調節されていれば、回数がこなせます。そして、疲れすぎずちょうどいいタイミングでやめることができます。ここが重要です。

 

習慣化したいというとき、初めて実行するときが一番モチベーションが高く、たくさんのことをやりたいと情熱に燃えています。その時、「強度」が高いことを選択しがちになります。文章を書こうとして、まずは初日は3000字書こうとします。この文字数は自分にとってなんとかできるという水準です。初日はモチベーションが高いので、余裕できるかもしれません。でも、毎日毎日続けていると、モチベーションが高くない日もあれば、疲れている日もあり、そんなときに高い強度を基準とすると、その基準を超えられず、挫折してしまうのです。そこで、習慣化はストップしてしまいます。

 

なので、習慣化をしようとすることはとにかく強度を下げること。どんなに疲れててもできる水準に設定して、どんなに忙しい時、疲れている時にも実行することです。あえて禁欲的な強度調節をすることで、いつでも続けてできます。また、強度が低いと、疲れたという気持ちが殆どないので、次に実行するときに嫌な経験だったという気持ちなくスムーズに始められるのも利点です。

 

習慣化したいときには、「強度」を調節して、どんなときにでも出来るという水準を維持することを目指しましょう。

 


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