くらしのちえ

良いものは作り手の知恵が詰まっています。選んだもので暮らしはつくられます。そんな暮らしの一部を紹介します。

江戸情緒を味わう、駒形どぜう(東京都台東区)

浅草まできたら、江戸の歴史と伝統のあるお店で食べてみたい。

そんなときに最適な店が駒形どぜう。

駒形どぜう|どぜう料理・くじら料理

 

お店の作りから、江戸を感じられます。

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駒形どぜうは1801年創業で、200年の歴史あるお店なのです。

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地下、1階、2階とお店は広いですが、おすすめは1階の入れ込み座敷。

こちらがメニュー。

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入れ込み座敷は、木の板が引いてあり、その上で料理をいただくのです。

 

f:id:kurashi_chie:20180819110707j:plainたっぷりのネギは入れ放題。七味唐辛子と山椒が常備されています。

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神棚とメニュー表がまたいいですね。

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さて、どぜうなべがきました。まるのまま煮込んだものです。これ以外にも頭と骨を取り除いたさきなべもあります。

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15匹ほどのぷっくらとしたドジョウ。すでに、煮込んでほろほろに下処理がしてあるのですぐにいただけます。

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口をさっぱりさせるためのお新香。そして、美味しい風味を加えるささがきごぼうも忘れずに注文。

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ネギをたっぷり載せて、ネギがしんなりしてきたら食べどきです。どじょうは、骨まで柔らかく、まるごと食べられます。臭みは全くありません。どじょうを初めて食べる人でも、うなぎが食べられる人であれば、間違いなく美味しくいただけるものです。

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この日は、どぜう汁もいただきました。白味噌仕立ての甘みとコクがあるどじょう汁はハマる人にはたまらない一品です。

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ドジョウの唐揚げ。だし汁をつけていただきます。骨までからりと揚げられていて、子供でも食べやすい一品です。

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くじらの竜田揚げ。しっかりとした歯ごたえがいいですね。

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一階の入れ込み座敷がいいのは、どぜう鍋を炭でいただけることです。2階のテーブル席は、ガスになるので、やはり風情を味わうにはぜひ1階です。

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下足札。

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お会計を済ませると下足札を交換して、「代済」の札になります。

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浴衣を着たキビキビとした店員さんの接客も気持ちがいいものです。

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浅草に遊びに来たら、浅草寺に行って買い物をしてそして、駒形どぜうを一階の入れ込み座敷でいただくコースは、日本人だけでなく外国人にも喜ばれる鉄板のコースです。

 


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