昨年夏、天然の鮎をいただきました。釣ってすぐに冷凍したものを、ジップロックに入れて冷水で解凍をすると、その香りに驚きました。
鮎は、スイカやきゅうりの香りがするということは聞いていたのですが、天然の鮎を手にすることがこれまで無く、実際にその香りがきゅうりやスイカであることを体験する事ができました。
塩を振り、グリルで焼きます。炭で焼くのが一番なのでしょう。炭で調理がかなわないのは残念でした。
鮎は全部で10匹ほどいただきました。大きいのや小さいの色々なサイズでした。驚いたのは個体によって脂ののりが違うこと。大きくて太いのが脂が乗っているかと思いきや、小さい個体のほうが脂ののりが良いこともありました。
上質な香りと旨味。川魚でこれほどまでに美味しいものがあるとは。
今年もぜひこの鮎をなんとか手に入れて食べたいと、冬のいまからうずうずしています。