ホンカトリー。御茶ノ水駅から、10分ほど歩いた住宅街にある、実験精神に溢れた面白いカレー屋さん。
毎日、日替わりの2品のカレーから選択できます。価格は1000円。
この日は、ブリマリネと合鴨の2種類。お店の前の小さな黒板を見ながら、今日は無難な合鴨かなと席に着きました。
先客なく、二品の説明をしてくれる店主。ブリマリネは、ブリを塩とオリーブオイルなどを使って締めて、脱水したものをそのまま生で乗せるものなのだとか。かさ上げに、カレーにポテトチップスを入れます。今日初めて作りました。と嬉しそうに語る店主。
それならばと、当初の無難な選択から、ブリマリネに決断しました。
しばらく待つのも楽しい。5分ほどで来ました。
いつ見ても写真映えするビジュアルです。
ブリがレアな状態で乗ってる、斬新な見た目。
ライスは色とりどりさが嬉しいです。
こちらのカレーの美味しい食べ方は、美しいビジュアルを崩してぐちゃぐちゃに混ぜながら食べる形式です。
ブリは水分が程よく抜けハムのような質感に仕上がってます。
これをカレーとかき混ぜると新食感。巷にあるブリカレーは、カレーと一緒に煮込まれ、パサついた食感にどうしてもなってしまうのですが、しっとりした食感が楽しいです。
そして面白かったのが、かさを増すといって入れられた厚切りポテトチップスがカレーの水分を吸って、意外にも美味しかったこと。
思いついて実験するということを楽しみながらカレーを作り、目を輝かせながら調理してる店主の姿もなんとも応援したくなるお店です。
