ちょっと長い書名で、どうも気になってしまった本。
ごめんなさい、もしあなたがちょっとでも行き詰まりを感じているなら、不便をとり入れてみてはどうですか? ?不便益という発想 しごとのわ
- 作者: 川上浩司
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2017/03/16
- メディア: Kindle版
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世の中、あらゆる製品やサービスが便利になるように開発されていきます。例えば携帯電話。今やスマホで、いつでもどこでもネットワークに繋がって、調べ物をしたり、動画を見たりできます。もし、スマホを今の時代持たずに生きるなら、不便になるでしょう。
でも、このような不便にも益がある、不便益という考え方で物事を捉えようというものです。スマホがなければ、待ち合わせの連絡を事前に丁寧にするようになる、すぐに調べ物ができないので、事前に調べておくようになる、地図がないので、道路を覚えるようになるなど、できないからこそそれを乗り越えようと人間が努力するのです。
便利すぎる世の中であえて立ち止まって、不便を楽しむこと。そこに益があるという視点とても面白いです。