大抵の問題は、答えは自分で出すことができる。だれかかから、こうしたらどうかというコメントをもらうことがあって、結局はそれを採用するにしても、最後に決めるのは自分だ。
それを、こうしなさいという形で決められるのは、あまり楽しい経験ではない。最後は自分で決めたい。自分で考えたい。それが人間の本性であるように思う。
そのように思うので、人と接するときには、なるべく自分だったらこうするという、自分の答えを言わないようにしたいと思っている。どういう選択肢があるのかを聞き、その中で抜けている視点として提示し、それが自分にとって役立つものであれば、採用されるというスタンスである。