昨日読み切った本、サードドア。
この本は、沢木耕太郎『深夜特急』とものすごく余韻が似ている。
本書のあらすじは、19歳の若きアメリカ人アレックスが、ビルゲイツをはじめとした超有名人にインタビューをして、どうすれば同じようにセレブになれるのだろうかという教えを請う。
一方で、『深夜特急』は、若い沢木氏が香港をはじめとした各都市に旅に出る。その旅先で人と出会い、自らの内面に触れる。この旅物語があらすじである。
共通点は、著者の青年の成長物語であること。そして、他者とのふれあいを通して、その他者から自分のことを知ること。単純な成長ではなく、失敗を通じた学びであること。どちらもノンフィクションである。
サードドアは、ビジネス書のジャンルで出されているのが面白い。ビジネス書ジャンルでこのスタイルは今までなかった。とても、目新しい。