人生は有意義に生きれば長い、しかし、多くの人が浪費をした時間を過ごし、それ故に人生は短い。
セネカの教えは2000年たった今でも本質であると思います。
毎年、この本を読み返すのですが、いつ見ても「そうだよな」と思う記述があります。
多くの人が時間を湯水の如く無駄に使う。他人からお金をくれと求められたら、普通はただでお金をあげることはない。しかし、時間に関しては他人から求められれば、簡単にあげてしまう。お金は増やすことができる。しかし、時間は増やすことの出来ない限られたものであるはずなのに、安易にあげすぎてしまうものなのだ。だから、人は忙しくなるし、自分の時間＝人生は短くなる
これがものすごく本質だなと思うことがよくあります。他人の時間に無頓着な人も多く、他人に時間を奪うことを無意識にしている人がいるとき、この一節を思い出します。セネカの本を読んでほしいなと思うこともあります。
もちろん、自分の時間を分け与えることをしたい人も世の中には多くいます。そういう優先して時間を使わなければならない人に、振り分けるために、自分の時間を分け与えることに対して、倹約的にならないといけないのです。
