映画、ファウンダーを見る。
マクドナルドの創業者の物語である。
マクドナルドは、マクドナルド兄弟が始めた。無駄な待ち時間のない、手軽に食べられるハンバーガーのお店を始め、瞬く間に人気店になる。
そこに、シェークを作る機械を販売していたレイ・クロック、異常に機械の注文の多いマクドナルドに興味を持ち、実際にお店まで出かけ、マクドナルド兄弟に創業の秘話を聞く。これはチャンスありと見込んだレイ・クロックは、フランチャイズで展開することを申し込む。
そこからは、ハンバーガービジネスの帝国を目指すレイロックの、マクドナルド兄弟からマクドナルドを買収し、そして店舗展開を広げるまで、義理や人情と言った日本人の好きな考えとは真逆の食うか、食われるか、肉食競争の世界で戦う。
お店の創業者は、マクドナルド兄弟である、しかし現在の世界中に手軽に食べられるハンバーガー店のマクドナルドを作ったのは、レイ・クロックであることが確かにわかるストーリーであった。
どちらの創業者の店に行きたいかといえば、間違いなくマクドナルド兄弟のお店である。正直、愚直、お客さんのことを思った店作り。しかし、それでは現在のマクドナルドのような、急速に世界中に拡大し、現在も残るフランチャイズにはならなかっただろう。
今、アメリカの西海岸にIn N Out という初期のマクドナルドのような、お店がある。ここも、目の届かない店舗展開しないそうだ。ここのようなお店が、各地にあったら楽しいだろうなとも思うがそれは難しいことなのだろう。