くらしのちえ

良いものは作り手の知恵が詰まっています。選んだもので暮らしはつくられます。そんな暮らしの一部を紹介します。

天ぷら粉不要 カナダで作る「カリカリかき揚げ」

カナダで作る初めての揚げ物。2つのハードルがあってうまくできるか自身がなかったがカリカリのかき揚げに仕上がった!1つは、「IHコンロの揚げ物の温度管理設定ができないこと」2つめは「てんぷら粉がないこと」。このハードルを超えて、うまく仕上がりカナダの家族にも大好評だった。とても嬉しい。

小さく揚げること(普通のかき揚げの1/4サイズよりも小さいくらい)で仕上がりが早く、火の回りが早いのでカリカリになりやすい。

 

材料:

玉ねぎ、ケール、人参、塩、マヨネーズ、片栗粉、全粒粉(白い小麦粉がなかったので)、冷水

 

作り方:

1.野菜を千切りにしてボールに入れる。

2.野菜に片栗粉をまぶす

3.別のボウルにマヨネーズ大さじ1、塩ひとつまみ、冷水、片栗粉を入れてよく混ぜる。よく混ぜ合わせた後に、全粒粉を入れて衣を作る。ホットケーキの生地くらいの硬さで。(片栗粉が多い方が食感がカリカリになる)

4.ボウルに千切り野菜を入れて全体を混ぜ合わせる

5.フライパンに油を2センチほど注ぎ、170度くらいになるまで十分に熱する(衣がすぐにパチパチと音がたつくらいまで)

6.かき揚げをスプーンに入れて油の中に落とす。(小さく作る)

7.箸で触って表面が硬くなるまでは触らない・裏返さない。硬くなったらひっくり返してゆっくり待つ。両面がしっかり硬くなったら油を切ってトレイにあげる。

冷めてもカリカリの食感をキープしていました。

 

かき揚げを作ろうと思ったのは、カナダでのサンクスギビングデーに招待され、何を持って行こうか迷ったから。チョコレートは買ったものの、さて何を持って行こう。日本の食べ物を一品くらい持っていきたいが…。買い物にはもう行けない時間なので家にあるもので作りたい。人参、玉ねぎ、ケール。日本でよく作っていたかき揚げを思いつく。

結果は大好評、食事を一緒に作りながら、彼らはおいしいといってよく摘んでくれた!塩を横に添えて、好みでつけて食べてもらう。料理から生まれるコミュニケーションがまた楽しい。


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