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くらしのちえ

良いものは作り手の知恵が詰まっています。選んだもので暮らしはつくられます。そんな暮らしの一部を紹介します。

旅行で新しい知識をつける「教養旅行」のススメ

旅行の目的は、日常から離れて、旅にでることでリラックスできたり、新しいインスピレーションを得たりと様々あります。その中で、今後意識していきたい考えをご紹介します。それが、「旅行で新しい知識をつける」ということです。

 

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旅にでるということは、普段いる場所から離れ、その地に行くということです。今までテレビで見たり、インターネットや本で情報を知っている場所から、行ったことがある場所に変わります。そうすることで、興味の度合いも一段階上がります。

 

今まで、情報として知っていたことが、急激に身近なものになるように思えるのです。そうしたときが新しい知識を身につけるチャンスです。今だけではなく、歴史の知識を深めることにもつながるのです。

 

中学や高校の歴史の教科書で習った知識を薄く覚えている程度で自分の身近な問題として感じられなかったことが、その地に行くことで興味の対象となるからです。

 

今回、長崎に行きました。長崎では長崎歴史文化博物館を見学しました。そこでは長崎の歴史を概観できました。特に興味を持ったのが、戦国から江戸時代の貿易都市としての長崎。南蛮貿易で日本には鉄砲やキリスト教が入り込むことで、その後の時代の変化を生み出すことに。そして、日本で唯一世界とつながる玄関口として、異国の文化が流入してくるのです。

 

こうした都市の発展とともに、貿易の取締、外交、キリシタン抑圧といった難題に取り組まなければならない、長崎の知事にあたる長崎奉行の大変な仕事に思いを馳せました。そこで購入したのがこれ。

 

長崎奉行の歴史 苦悩する官僚エリート (角川選書)

長崎奉行の歴史 苦悩する官僚エリート (角川選書)

 

長崎奉行はその重責からエリートコースの一つであったのですが、一方で貿易の利権に絡んで任期半ばで失脚してしまうという誘惑も多く、難しいキャリアであったようです。その時代の起こったことを、現代に置き換えて読み解くということが出来るようになるのは、大人になって仕事をし社会のことが少しわかってきた今だから事できる楽しみなのかなと思います。

 

そして、南蛮貿易以降、朱印船貿易の時代から鎖国政策の中で中国とオランダとの貿易は許可され、長崎の出島で貿易をおこなっていました。特にオランダとの交易のカウンターパートナーだったのが、東インド会社。

東インド会社の成り立ちとその発展について興味を持ったので購入したのがこちらの本。

 

オランダ東インド会社 (講談社学術文庫)

オランダ東インド会社 (講談社学術文庫)

 

 

そして、この東インド会社は日本の陶器を輸出しており、古伊万里などでVOCと書かれたマークを目にする事があります。これは、東インド会社(Vereenigde Oostindische Compagnie)の略で日本の窯元に特注で作らせたものなのだそうです。

最近は骨董にも興味を持ち、古い酒器などを購入して眺めているのですが、その作り方についてまとめた本がほしいなと思っていたところで、陶磁器の窯での焼き方や陶片から時代の推定を行う方法など書かれたこの本を購入。

 

世界をリードした磁器窯・肥前窯 (シリーズ「遺跡を学ぶ」)

世界をリードした磁器窯・肥前窯 (シリーズ「遺跡を学ぶ」)

 

 

今回は、長崎奉行、東インド会社、肥前窯について学ぼうと思い本を購入しました。普段本屋で手に取ることのない本の種類だと思います。こうしたものに興味を持ったときが本を買うときなのです。旅行の度にこうした興味を深めたい本を買い、興味が薄れないうちにこれらの本をさっと読むことで、ちょっとずつ世界のことを知っていくのです。

 

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