くらしのちえ

良いものは作り手の知恵が詰まっています。選んだもので暮らしはつくられます。そんな暮らしの一部を紹介します。

316年目の寿司の味「笹巻けぬきすし」

笹巻けぬきすし。代々受け継がれてきた江戸の味と精神を頂きました。みずみずしい緑色の熊笹に包まれたお寿司です。

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ずっと気になっていた伝統のお寿司。食べてみて、納得。ずっと続いてほしい江戸の味わいのでした。食べてみて、いろいろな発見がありました。

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・お米がふわりとしていて口の中でハラハラほどけること。
・酸味があるのにきちんとお米の甘さを感じること。

・きりっとした程よい塩気を感じる事。
・ネタの味がそれぞれ際立ち、個性を楽しめるてこと。
・ランチにつくお吸い物と小鉢の味付けが絶妙なこと。


ランチは寿司5個にお吸い物と小鉢(きんぴらごぼう)がついて1,200円くらい。

お吸い物はしっかり魚の出汁がでていて、熱々です。蓋を空けると三つ葉の爽やかな香り。豆腐と竹輪とお麩それぞれが美味しい状態でおつゆの中に浮いています。

お麩のとろとろ、もちもちした食感。豆腐のつるんとした舌触り。

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良かったらどうぞ、と頂いたきんぴらごぼうは沢山の具材が入っていてほんの少し甘辛い味付けが酸味のある寿司によく合いました。油っぽさがなく、さっぱりとしたきんぴらごぼう。水分の状態が絶妙。

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どれも素朴で飾らないものばかり。その中にピンと一本芯が通っていることを感じます。代々受け継がれてきた精神を食べ物を通じて感じられる幸せよ。

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少し時間におされて到着したため、2つはお持ち帰り。卵とおぼろをラップに包んで持たせてくださいました。

また食べたくなる。多くの人々のそんな思いに応えて続け、それを繰り返しながら残ってきたお寿司。そしてこれからもずっと残ってほしいお寿司。316年の歴史を感じながら。 

 

 

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