一つの仕事が終わると、ホッとする。ホッとして、次の仕事に取り掛かるまでに、少し間がかかる。この間は、心の段取り替え時間だ。
段取り替えの時間が短ければ短いほど、効率が良いと思われるかもしれない。でも、この時間が実は、貴重な頭のリフレッシュの時間であったりする。
無駄をなくす、効率的にこなす、生産性を高くする。これらのことは、一面では正しい。成果を出すためには、必要である。でも、成果を出すだけが人生ではない。そこに、心のゆとりが必要なのである。
一仕事終えて、ほっと一息つく。この段取り替え時間を持つことが、忙しい日々生きる栄養になるのだ。