くらしのちえ

良いものは作り手の知恵が詰まっています。選んだもので暮らしはつくられます。そんな暮らしの一部を紹介します。

ソルトスプリングのムール貝

ソルトスプリング島のムール貝。鮮度が良いものを買った。1パウンドで8ドル。1パウンド分。27個あった。

まずはオリーブオイルで刻んだニンニクに香りを立てる。そこに白ワイン、今回はプロセッコを入れる。もちろん、ワインを味見しながら調理。ムール貝を入れる。事前によく洗うこと、そして髭を取ること。さらにこれは後で気づいたが、死んでいるムール貝がいたら取り除くこと。以前、日本でムール貝を食べた時あまりに匂いが臭く、味は美味しいのだが、ムール貝を嫌いになりかけた。モン・サン・ミシェル産のムール貝だった。しかし、それはどうやら、一部死んだムール貝が入っていたので、それが一緒に蒸したことで匂いが立ち込めたようだ。今後は必ず注意する。

口が開いたら火を止める。あまり火を入れすぎると身が小さくなりすぎる。このまま食卓に出して、食べた。

味に臭みは一切ない。そして、フレッシュな柔らかい貝の旨味が飛び出してくる。プロセッコが進む。ムール貝を侮っていた。バターを入れると言うレシピもあったが、オリーブオイル、ニンニク、白ワインで十分美味い。

汁は取っている。後で別の料理に使う。

ヨーロッパではあさりより安くて美味いという位置付けのようである。食べ慣れたあさりよりも癖もなく食べやすく、みずみずしい。

 

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