くらしのちえ

良いものは作り手の知恵が詰まっています。選んだもので暮らしはつくられます。そんな暮らしの一部を紹介します。

シンプルライフを目指す近道

家の中がすっきりする方法を12の事例でご紹介


ポイントは買ったものを断捨離ではなく、買う前の「ものの選び方」を変えること。

【買ったものを断捨離】「これを買いたい」「これが必要」と思ってすぐに買う→要らないものが出てきて断捨離

それよりも、【買う前に、ものの選び方を考える】

買う行動に出る前に、「兼用できるものを見つける」こと。それがシンプルライフへの近道だと思っています。 

 

「兼用できるものを見つけてものを減らす」その時の方法は…「身近な12の事例」

 

⒈「大は小を兼ねない」小さい方を選ぶ。

(例1)バスタオル(120㎝×60㎝)をなくす

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フェイスタオルの長さは80㎝×30㎝程。大抵は一人1枚で済むし、髪が長い場合は2枚使えば事足ります。家族が毎回バスタオルを1枚ずつ使うと洗濯の量が増えるし(フェイスタオルの2倍以上の大きさ)、大きい分乾きがよくない。フェイスタオル使用で洗濯も楽になる。

 

  

(例2)ラップは小(22㎝)を1種類しか持たない

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大・中・小いろいろな大きさのラップがあるけれど、それぞれ持つ必要はない。

小(22㎝)を多用すれば大抵は補える。ラップが1種類だと収納も嵩張らず、どの大きさを使おうかという迷いもなくなる。

サランラップ 22cm×50m 3本パック

サランラップ 22cm×50m 3本パック

 

 

 

(例3)使い終わった布巾を雑巾へ

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布巾が古くなったらそれを雑巾にする。あえて雑巾を買ったり、作ったりしない。布巾の大きさは40㎝×40㎝。雑巾にした時に、薄手だから絞りやすく、4つに折りたたむとちょうど床を拭くときに片手に収まるサイズになる。力が入りやすい。

 

 

(例4)下着は上下1週間分(7セット)

上下7着あれば、数日洗濯が滞っても、間に合う。消耗したら次のものを買う。このミニマムのサイクルを繰り返す。

 

 

(例5)菜箸をなくす

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料理の菜箸は食卓用の竹箸と兼用です。竹箸はコシが強くて丈夫で軽い。気負わず使える数があるので、次々に新しい箸が使えて料理の流れを妨げません。

 

ヤマキ 雅竹 すす竹姫 箸 セット 10膳組 45-322

ヤマキ 雅竹 すす竹姫 箸 セット 10膳組 45-322

 

 

 

(例6)キッチン用はハンドタオル(40㎝×40㎝)

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台所用としてフェイスタオルを吊るして使うことをやめました。手が濡れるたびに拭くので、すぐに取り替えなければならない。そして吊るしておくと高さの丁度よい同じ所ばかりで手を拭きがち。湿ったタオルを使う続けるよりも、ハンドタオルをシンクの近くに置いて2回使ったほうがよいと切り替えてからは、惜しみなく取り替えて楽になった。

 

 

 

 

⒉  機能や原料を分解する。

(例1)掃除機を持たない

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掃除機の機能は、ゴミを吸い取ること。代わりに、我が家ではフロアワイパーで表面のゴミを取り、その後雑巾掛け。

フロアワイパーのメリットはいつでもさっと細切れ時間で掃除ができること。

専用シートについたゴミの量が目で見てわかるし、シートを取り替えるだけだから手間いらず。

 

 

(例2)油は2種類

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 炒める、風味をつける。これが我が家で必要な油の機能でした。

となれば、オリーブオイルとごま油があれば事足りる。オリーブオイルも以前は加熱用・生食用と分けて使用していたけれど生食用1種類に絞ったら、ぐんと楽になった。多少コストがかかる。でも、もし兼用するときにどちらを選ぶか迷ったら「質の良いもの」を選ぶべし。それが習慣となり暮らしが出来上がるから。

 

 

(例3)台所、トイレ、お風呂の洗剤は1種類

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極端に言ってしまえば、洗剤の機能は「汚れを落とす」こと。それならばどこに使ってもよいではなかと台所、トイレ、お風呂には全て食器用洗剤を使っている。

きちんと泡立ち、手にやさしい。良い香りもする。こまめに掃除をすれば、頑固な汚れは付かないので、日々の汚れはきちんと落ちる。

 

 

(例4)ボウルは1つ、ザルは2つ

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大中小何種類のものザルとボウルは必要ない。ボウルが足りなければ、空いている鍋を使えばよい。ザルはさっと手軽に使える小サイズと、麺を茹でたり、野菜の水切りなどに使用する中サイズを使用。

 

 

(例5)調味料の基本は「醤油、味噌、みりん、日本酒、塩麹、酢」

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用途に合わせて既成の調味料を買えばその分、瓶や容器が多くなり、収納や冷蔵庫が雑多になる。基本さえあれば困らない。

 

例えば、

例1)つゆの素

《原材料》:「しょうゆ、砂糖、かつおぶし、食塩、みりん、酵母エキス、醸造酢、こんぶ」

《今ある調味料で作る》:「鰹節・昆布・醤油・みりん・酒」でできる

つゆの素を保存するスペースよりも、保存が効く鰹節をストックしておくほうがよい。

 

例2)キムチ鍋の素

《原材料》:「おろしにんにく、食塩、砂糖、、唐辛子、造酢、コチュジャン、こんぶだし、煮干しだし、おろししょうが、魚醤(魚介類)、えび醤、アミノ酸等」

《今ある調味料で作る》:「麦味噌・豆板醤・日本酒・すりおろしたにんにく」でできる。

 

既成の味にどれくらい近づくか、または既成を超えるか、今あるもので工夫する楽しさがある。

井上醤油店 うすくち仕立てじょうゆ 井上 こはく 720ml
 

 

村山造酢 千鳥酢 900ml

村山造酢 千鳥酢 900ml

 

 

 

(例6)布団は夏も冬も兼用「パシーマ」1種類

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毛布、タオルケットと季節に応じて布団を変えるよりも、年中使える布団なら収納場所に困らないし、気軽に手洗いできるメリットがある。

 

 

ものを買う前にちょっと立ち止まって、兼用できるものを見つける。ものが少ない時代は当たり前だったかもしれません。そして、それがシンプルに楽しく暮らす本質だと思います。なぜなら工夫することは創造する楽しさがあるからです。

 

 

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