「袋に入ったかき氷」
九州の人にとっては夏の定番、そして当然の姿、袋を握って食べるかき氷。
味付けした氷を削っているからどこをたべてもまんべんなく
甘くて、氷がほわりとパラパラほどける。
南阿蘇の天然水で作る 固めの小豆の粒入り
よく食べたお馴染みのパッケージは熊本の
日豊食品工業の氷。
http://www.nippo-fd.co.jp/food/images/img_products_4_1.jpg
ビニールの袋に入ったかき氷は美味しさと便利さを兼ね備えている。
祖父母の夏の農作業のおやつとしてよくリクエストがあり、
沢山買って冷凍庫に補充した。袋に入っているから手がよごれていても大丈夫。
固まった部分をたたいてほぐして氷のザクザクを均一にできる。
いちご味と金時が主流で、大人になるともっぱら金時を食べた。
器に入ったかき氷の味ともカップ売りのかき氷の味とも違う独自路線の味。
夏に帰省すると、よく半分残って輪ゴムで止めたものが冷凍庫に入っている。
父と母が2人暮らしになり、夜のおやつに金時をカップに入れ、
少量の牛乳を注いで食べるという新技を編み出したらしい。
新しい味の発見だった。
1袋を2人で食べ、さらに使い切らないのがなんともほほえましく、
同時に両親が年をとったことを思う。
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