本を買うときに、もっとも重視するのはその本のタイトル。
本のタイトルをみて、思わず手にとって読んで見てしまいたくなって、買ってしまった本たちを紹介します。
読んでいない本について堂々と語る方法
たくさん本があるのだれけど、全部読んだ本はごくわずか。それでも、一応は手元にあり、パラパラと眺めている。全部読んだことがあるわけではないので、それを「堂々と語る」ということはなかなか難しいと思っていたのですが、本書では「本は読んでないなくてもコメントできるし、読んでない方がいいぐらいだ」といいます。
さて、そのような話をどのように展開していくのだろうか気になってしまい買ってしまいました。
プロジェクトとパッション
プロジェクトとパッション。なんかすごくいい、言葉の響きと組み合わせが。思わず手にとってみたところ、かわいい表紙。本書を読むまで知らなかったのですが、イタリアのデザイナーのエンツォ・マーリさんの本で、プロジェクト≒デザインのことでした。エンツォ・マーリさんの考えるデザイン論が展開され、そして、デザインがどのように実行されていくのかが書かれています。
言葉が非常に難解で読み解く力を試される本ですが、読み終わった後の爽快感は素晴らしかった。
イシューからはじめよ
イシューってなんだ?と気になってしまった本。Issueのことは、英語の単語があるとしては知っていたけれど、なんのこと?
マッキンゼーで働いた後、イェール大学でPh.Dを取得した筆者。本書は、筆者が経験したビジネスでもサイエンスでも共通する知的生産の方法の内容をまとめたもの。そして、本書の言いたいことを極限まで絞った言葉が「イシューからはじめよ」なのです。タイトルに全てを集約させているので、すごい力のあるタイトルなのです。
就職しないで生きるには
就職しないで生きる方法があるのか!ぜひ知りたいと手にとって見た本。
筆者は就職はしていないのですが、様々な仕事をしています。その中で、自分らしさってなんだろう、自分を知るために一生懸命になっている姿が書かれています。思っていたのとは違うストーリーが展開されていくのですが、これはこれで面白い。就活したくないと思っている人が読むと元気が出るし、これはちょっと大変だと思えば、自分は就活すればよいと思えるので、行動を促す良い本ですね。
- 作者: レイモンドマンゴー,中山容
- 出版社/メーカー: 晶文社
- 発売日: 1998/09/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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なんの変哲もない取り立てて魅力もない地方都市 それがポートランドだった
このタイトルを見て、ポートランドのことをそこまで行ってしまっていいのだろうか。
「なんの変哲もない」と「取り立てて魅力もない」と二つも形容詞をつけた、タイトルに力強さを感じてしまって思わず買ってしまいました。
ポートランドは実際に行って、その街を体験しているからか、専門書なのですが楽しく読めています。
「クラフトビールとコーヒーと自転車と」生活を楽しむ街、ポートランドを旅する - くらしのちえ
なんの変哲もない取り立てて魅力もない地方都市 それがポートランドだった: 「みんなが住みたい町」をつくった市民の選択
- 作者: 畢滔滔
- 出版社/メーカー: 白桃書房
- 発売日: 2017/04/14
- メディア: 単行本
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以上、5冊を紹介しました。どの本も、タイトルだけの出オチする本ではなく、中身も素晴らしい本でございます。
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