旬の時期にたっぷりと味わいたいグリーンピース。豆ご飯も好きですが、もっとたくさん食べたい。豆だけを味わいたい。そんな時におすすめなのが、浸し豆です。そう、グリーンピースをだし汁の中に浸します。
グリンピースと出汁
綺麗な緑色の豆粒が鰹だしのうっすらとした味わいを吸って、爽やかな豆の味はそのまま。薄い皮の中に包まれたほっくりした豆の食感もそのまま。これほど豆を味わえるのは浸し豆だからこそ。
長崎の旅先で、エンドウ豆をこのように食べさせて頂きました。
エンドウ豆が好きで好きでたまらない。なんとかしてエンドウ豆を最大限に美味しく、飽きなく沢山食べたい。そんな思いから出発し、試行錯誤の結果生まれたお味はとてもとても幸せな味でした。次々とスプーンですくって口に運びたくなる旬を口いっぱいに感じながら。
愛情を感じる料理、心のこもった料理は、素材を自分の頭で考えて生かすことだと気付かされます。
作り方:
さて、こんな経験からグリーンピースを沢山頂いたので試してみました。
・だし汁(鰹だしカップ1.5、薄口醤油大さじ1、日本酒大さじ1)を作って冷ましておく。
・グリーンピースを茹でて冷水に取る(茹でる際に、小さじ1の重層を入れると色が鮮やかに保て、柔らかくなります)
・グリーンピースをだし汁に漬ける
以上の3ステップです。
冷蔵庫に入れて3〜4日は十分に楽しめます。
グリーンピースはふっくら膨れて、皮に少し白いシワがあるものが食べごろのコツ。(野菜作りのベテランに聞きました)
重層を入れると、さっと泡が立ちます。(柔らかく、色鮮やかに仕上がります)
こんな形で容器に保存。グリーンピースが気持ちよさそうにだし汁の中で泳いでいます。
小さな器に盛り付けます。つやつやしておいしそうです。
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