くらしのちえ

良いものは作り手の知恵が詰まっています。選んだもので暮らしはつくられます。そんな暮らしの一部を紹介します。

京都 虎屋菓寮であんみつ(京都府京都市)

和菓子をゆっくりいただく楽しみがある場所。あんみつと抹茶はゆっくりとした時間を過ごすのに最適な食べ物でした。

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コーヒーをゆっくりと味わうお店にはさまざまな形態が新たに誕生しています。でもたまには趣向を変えて、和菓子と抹茶でゆっくりしたい。そんな欲求をかなえてくれる場所があります。テラス席がある。日本文化にまつわる雑誌や本が自由に読める。凛とした空間。

京都御所すぐの虎屋一条店です。

京都一条店(直営店・虎屋菓寮) | とらやの和菓子|株式会社 虎屋

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虎屋の生地は京都です。東京土産としても有名ですが、虎屋は室町時代に京都で創業。京都御所の御用をつとめてきました。明治時代の遷都に合わせて東京に進出したそうです。虎屋の本番で食べる、そう思うと喜びもひとしおです。

 

ゆっくりと緑と青空を眺めながら、あんみつと抹茶を注文。

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冷たい麦茶と、分厚いおしぼり。

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椅子の幅が広いので寝転がりたくなります。目線が庭に向かうので、視界が開けて気持ちがいいこと。

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椅子に深くこしかけて、書棚から本を持ってきます。ここには日本文化にまつわる書物が約600冊あります。

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特に和菓子に関する書籍が充実しています。どの一冊にしようか迷います。

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外の空気を味わいながら頂くあんみつと抹茶は、昼下がりにゆっくりと目で楽しみながら味わうに最適です。

(あんみつ1188円。抹茶840円)

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あんみつの綺麗なこと。


黒蜜をかけて、色とりどりのトッピングに次はどれにしようと口に運ぶ楽しさがあります。ゆっくり食べても溶けたりしないし、どれもが一口サイズなので、本を読みながらゆっくりと食べ進められます。


あんみつは1188円。あんみつの平均的なお値段と比べると高く思えるかもしれません。しかし、様々な和菓子にまつわる書籍が読み放題でこの空間と居心地の良さ、お店の何百年という歴史、素材へのこだわりを思えば、これは特別なあんみつ。


今回はちょうどおやつの時間帯だったため、混み合っていましたが開店すぐの時間帯はきっと伸び伸び過ごせることでしょう。10時からの開店を目掛けて特等席に座りたいお店です。きっと充実した時間を過ごせることでしょう。

 

 

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