揚げたての天ぷらはごちそうです。揚げたて1分以内の熱々を食べるのは、何よりの幸せです。豪華な食材を使わずとも、新鮮な野菜さえあれば十分です。自宅で天ぷらを作る、揚げたてを即座に食べる、休日の夕方の美味しい食卓でした。
まずは、前菜に豆腐。香港の豆腐の再現。
今日は冷蔵庫にためていた在庫を放出。蓬莱泉の空を飲みました。
エリンギ。切って冬風に当てて干してあるので、旨味が凝縮されています。歯ごたえも良いですね。
えのき。これも冬風に当ててあるので、水分が適度に抜けて旨味の塊です。
ブラウンマッシュルーム。これは、干していないので、ジューシー。
れんこん。
これは、なす。ちいさなばってん茄子という品種だそうで、甘く柔らかいです。茄子が大ヒットでした。
じゃがいもに明太子を挟んだもの。ホクホクとして美味しいです。
さつまいも。
海苔。中国で円盤のような形で売っていた海苔です。そのまま戻して食べるとかなりの歯ごたえでちょっと大味だと思ったのですが、油であげると、この歯ごたえや風味が抜群ですね。日本の海苔だとちょっと繊細すぎるかもしれません。
人参の葉っぱとスルメ。サクサク。
にんにく。
揚げたての天ぷらは、自分ひとりでは食べることはなかなか出来ません。揚げながら食べると、食べどきを逃してしまいます。揚げたてを食べるには誰かが職人さんとなってもらって揚げたてを料理してくれる必要があります。天ぷらを調理した人は、なぜか天ぷらを揚げるとお腹いっぱいになってしまうものですから、一人が犠牲になって「揚げて手」となり、「食べる人」が美味しくいただくという関係性のなかにごちそうの要素があるように思います。
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