くらしのちえ

良いものは作り手の知恵が詰まっています。選んだもので暮らしはつくられます。そんな暮らしの一部を紹介します。

枕を変えると睡眠の質が格段に上がった

枕を変えた。前回枕を買ったのはいつだったか、思い出せないぐらいである。電化製品のように壊れたり、使えなくなったりしないので、新しく買おうと思うタイミングが、なかなか難しい。ふと、枕を変えようと思ったときがチャンスである。その時を逃さず、お店に向かうことが大切である。春になる前に枕を買いに行くことにした。

 

せっかく変えるのであれば、専門店で買いたい。近くにある寝具屋さんに向かった。こちらの寝具屋さんは、商店街にあるどこでもあるようなふとん屋さん風なお店であるが、2階に職人が布団をつくるほど本格的なお店である。

 

枕を買いに来ましたというと、30分ぐらい時間がかかるけれど、いいかと聞かれる。きちんと選んで買いたいと思っていたので、それは望むところである。まず、頭と首、肩の形を測定してもらう。これによって枕の形、高さをざっくりと測るようである。店内に、ドッドが用意してあり、そこで実際に横になってみて枕を選ぶ。

 

枕の中身には、色々なタイプがあるが、今回試してみたのはミニパイプ型のものである。高さを調整するためにミニパイプを詰め替えてくれて試してみる。最初試したものは、いつもよりも枕が低い。最初違和感があった。次に試したものは、やや高いものであった。いつもと同じぐらいの高さである。もう一度最初のモデルを試してみる。いつもより低いので最初違和感があったが、もう一度試してみると、首と頭が無理なく直線になるような気分である。寝返りを打って首の疲れを取る必要がないストンと合う形だと感じた。この枕を購入することにした。一つ約2万円であった。

 

家に帰って、早速使ってみる。頭と首、肩の形に無理がなく、寝返りを打つ回数が格段に減ったのではないかと思う。実際には眠っている姿がわからないが。でも、すっと、寝むれて、起きたときの元気さが違う。首、肩、全く痛くない。枕がまさに体の形にあうと、こんなにも睡眠の質が変わるということは驚いた。枕を甘く見ていた。枕が睡眠の質を左右する一つの大きな要因だと、新しい枕を使って感じさせられた。

 

変えるきっかけがなかなかない、枕を変える。ふと思い立って買いに行ってみたが、とても、いい経験だった。枕を変えること、おすすめである。

 

 


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