もっとよく考えろ。先生によく言われました。
でも、どうやって考えたらいいのか。運動のように、このように、身体を動かせという形であれば納得もできるのですが、考えろと言われてもすぐにできるようにはなりません。まさに運動であれば、「早く走れ」と言われるだけでは、早く走れないのと一緒です。
ではどのように考えればいいのでしょうか。
それは、「考える順序を考えること」に尽きると思います。
何か問題や課題があって、それを解決しなければならない。そんなときに、もっと考えろよと言われるんだと思います。
その時、では何と何と何を考えればいいか、その全体像を問いの形で表現します。
それで、一つ一つの問いに対して、自分で答えを出していきます。その時に、別のことを考えると、考えはまとまりませんので、考えるトピックは集中させます。そうすることで、一個一個の問いへの自分なりの考え、そして、全てに答えを出せば自分なりの考えたことを伝えることができるのです。