いつも同じ場所で仕事をしていてもつまらない。仕事を整理して、その仕事をこなすために適切な場所を考えてみる。そうすると、普段あまり手を付けていなかった重要度の高い仕事が異様にはかどる場所があることがわかった。
電車に乗って、車内は乗客はまばら。できれば、二人がけシートで、隣の席には誰も座っていなくて、プライベート空間を堪能できる。晴天で外の景色がよくボーッと眺めいても、なかなか気分がよい。1時間ほどの電車移動。そんな条件が重なったとき、ただぼーっとしていることもとても貴重な時間なのであるが、のんびりとした気分で仕事に手を付けてみるととてもはかどる。
そういう、貴重な場面に出くわしたら、緊急度の高い作業をするべきではない。緊急度はあまり高くないが、重要度の高い、仕事をしてみる。そうすると、異様に考えが進む。
仕事の種類によって、適切な場所があるようだ。いつもの場所からいったん離れることで、むしろ効率が上がるのだ。忙しいときこそ、そういう時間を持ちたいものである。